過去5カ年の平均被害額の2.3倍
平成30年度災害復旧促進全国大会(公益社団法人 全国防災協会:会長 脇雅史)に出席しました。ご承知の通り平成30年は、大阪北部地震(6月18日発生)や北海道胆振東部地震(9月6日発生)等の大地震、台風7号及び前線等による大雨(平成30年7月豪雨)や台風21号(9月)等の風水害による大規模な災害が発生しました。
10月15日現在で、公共土木施設の被害は28,486箇所に及び、総額で7,240億円に達し、被害額は過去5カ年の平均被害額の2.3倍となりました。
大阪北部地震では、死者5名、重軽傷者454名、家屋の全半壊等54,239棟(9月18日現在)、平成30年7月豪雨では、死者224名、行方不明者8名、家屋の全半壊等21,179棟、家屋浸水30,255棟(10月9日現在)、台風第21号では、死者14名、重傷者46名、軽傷者879名、家屋の全半壊等50,298棟、家屋浸水571棟(10月2日現在)、北海道胆振東部地震では、死者41名、重傷者17名、軽傷者674名、家屋の全半壊等8,965棟(10月5日現在)の甚大な被害が発生しました。ここに改めてお亡くなりになった皆さんにお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。
【出展:国土交通省ホームページ】
大会では、災害復旧に尽力された国、都道府県、市町村など関係機関の職員の皆さんへの表彰も行われました。
ここ数年、災害特に、風水害の大規模化、広域化、頻繁化の傾向が強まり、防災気象情報の重要性が見直されて来ています。菰野町としても、台風の襲来時や前線が活発化する場合などにおいては、津地方気象台と情報共有を図り、住民皆さんが的確な防災減災行動を取れるように取り組みを進めています。