利便性の追求から懐疑へ
先週末に、菰野町役場遭難救助隊合同訓練が実施されました。
昨今の山岳登山ブームもあり、鈴鹿山系における事故や遭難が増加しつつあります。基本的には登山者の自己責任において、登山計画を立てて、行動して頂く訳ですが、万が一に備えて、当町役場組織としましても、遭難救助隊を改めて再結成しました。四日市西警察署や菰野町消防本部と連携を取りながら、可能な範囲で協力をして参ります。隊員各位も初めての訓練ということで、緊張感を持って参加したようです。
生物多様性につきましては、このブログ上でも何度か取り上げていますが、今回は隣接市である四日市市で開催されたシンポジウムにご招待を頂きました。
生物多様性条約第10回締約国会議支援実行委員会の加藤事務局長による基調講演を拝聴しました。興味深かったのは、日本は、国内の生物生産力(酸素供給量や農産物や木材の生産、漁獲量など、自然界の生物が生み出す力)の8倍を消費しているという指摘でした。つまり、我々日本人は、従来の蓄積や諸外国に大きく依存しながら、日々の暮らしを送っているということになります。
ここでも快適さや便利さを追求するだけの我々の生活の見直しが迫られていると言えます。生物多様性に関することに限らず、本来自らの力でやらなければならないことは何なのか?利便性を追求することによって人間として大切なものを失ってしまうのではないか?といったことを反省的に考えていかなければならないと思います。
生物多様性条約第10回締約国会議支援実行委員会の加藤事務局長による基調講演を拝聴しました。興味深かったのは、日本は、国内の生物生産力(酸素供給量や農産物や木材の生産、漁獲量など、自然界の生物が生み出す力)の8倍を消費しているという指摘でした。つまり、我々日本人は、従来の蓄積や諸外国に大きく依存しながら、日々の暮らしを送っているということになります。
ここでも快適さや便利さを追求するだけの我々の生活の見直しが迫られていると言えます。生物多様性に関することに限らず、本来自らの力でやらなければならないことは何なのか?利便性を追求することによって人間として大切なものを失ってしまうのではないか?といったことを反省的に考えていかなければならないと思います。