石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

他団体から学ぶこと

4日(金)は、仕事始め式などでの訓示以外も慌しい一日となりました。
8:40からは、昨年4月から8ヶ月間、三重県に派遣していた職員の派遣を解く辞令交付式を行いました。短い期間ではありましたが、そこで学んだ知識やノウハウを菰野町政にしっかりと反映させるよう申し伝えました。

イメージ 1

9:00からは東日本大震災の被災地支援のために、宮城県石巻市(昨年10月1日から)及び 福島県相馬市(昨年11月1日から)にそれぞれ派遣している職員の業務報告を受けました。

イメージ 2

石巻市での業務は、主に、被災家屋の被害認定調査(2次調査)と新築家屋の評価事務の2つを受け持っています。被災家屋の被害認定については、その損壊状況によって、公的に支給される補助金などが変わるため、厳格な基準による公正かつ公平な審査が求められます。また、新築家屋については、震災により滅失、損壊した家屋の建て替えのために、通常の倍近くの棟の評価をしなければならず、マンパワーはさらに必要となるとのことでした。

相馬市での業務は、主に、都市公園放射線の除染関連業務と災害区域の都市計画用途地域見直し関連業務を受け持っています。
被害のあった沿岸部から内陸部への集団移転を促す防災集団移転促進事業については、農地や森林を住宅地に換えるための造成も進められ、徐々にではありますが進捗しているようでした。

イメージ 3

ただ、地震により60cmの地盤沈下が生じた沿岸部では、大潮の際に大規模な浸水が発生するなど、未だに深刻な影響を受けている地域もあります。

イメージ 4

菰野町しましては当初からの方針通り、被災地のニーズにあった支援を中長期的視点に立って継続的に実施して参りたいと考えております。派遣された職員に対しても、被災地のために全力を尽くすことはもとより、業務を遂行する中で学ぶべきことはしっかりと学び、地方公務員として成長することを伝えました。