石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

小林秀雄と「笑顔の女性」の間にある何か

小生にとって、小林秀雄は、中原中也長谷川泰子との関係を知った高校時代以来である。
その小林秀雄の肉声音源が付録という理由のみにて予約し、待っていた「考える人 2013春号」(新潮社)が手元に届いた。対談相手が河上徹太郎ということ、相当な推敲が入っていること、時期が晩年であることなどを差し引いても、当たり前のことだが、文字と音声では全く印象が異なっていたし、何よりもイメージしていた肉声とは違っていた。

そんなことはどうでもいいし、ここではあえて中身には触れない。しかし、どうしても気になったことがあった。

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それは、裏表紙が「ユニクロ」だったことだ(もう少し踏み込むことを許して頂けるなら、「こんな凄いジーンズ、はいたことなかった。」とストレッチをしている女性が微笑んでいたことかも知れない(笑))。

別に「ユニクロ」の存在を否定しているのではない。

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しかし、表表紙と裏表紙のその間に印刷されている小林秀雄が、

「朦朧派ではないよ。アウトサイダーの正統派なのだよ。君の『日本のアウトサイダー』ーーアウトサイダーという言葉は、君の発明で、普通の意味ではないからな。明治という西洋文化の急激な輸入による混乱期は、文化人として、教養人として健全な生きかたをしようとすると、どうしてもアウトサイダーの役割を演じなければならないという意味だからな。天心が夢想家だったということにしたって、同じことが言えるだろう。彼はヴィジョネールのなかの正統派なんだ。」

と述べていることと「ユニクロ」との関係に始末をつける方法が、小生自身に見つからなかっただけである。今もなお、この関係を、アヴァンギャルドアナーキーと捉えるか、ヴァルガーやコモンカスタムズと捉えるか、逡巡している。

ただ、少なくとも「彼女の笑顔」によって、1,500円でこの雑誌が手に入ったことは厳然とした事実である(笑)

4日(木)に 三泗鈴亀農業共済事務組合 の事務局長に新しく就任された服部久光さんらが来庁されました。
国の農業政策が大きく変わっていく中で、農業共済制度のあり方も問われていますので、コンプライアンスの観点から課題を整理して職責を果たして頂きたいと申し上げました。

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引続いて、国土交通省中部地方整備局北勢国道事務所 の事務所長に新しく就任された田邊千秋さんらが来庁されました。
これまで同様、三重県北勢地域の道路ネットワークの充実のために尽力頂くことをお願い申し上げました。

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