石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

高台移転が進み始めました

過日、当町から職員を派遣している 石巻市相馬市 を訪問し、職員の仕事ぶりを拝見し、石巻市亀山市長さんと相馬市の立谷市長さんとも懇談をして来ました。

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石巻市では、被災者への住宅を供給するために、高台におよそ80haの土地を造成し、いよいよ分譲が開始されたということでした。平成28年度末までにおよそ2,500戸の住宅用地が確保できるとのことでした。このことから明らかなように、被災地では、未だ仮設住宅での生活を余儀なくされている方がたくさんみえます。石巻市において、これまでも菰野町の派遣職員は、この新築家屋の固定資産税評価の業務を継続的に支援しています。今後も業務量は増加傾向にあるので、引続き支援をして参りたいと存じます。

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相馬市では、高台への移転のための宅地造成事業はほぼ終了したとのことでしたが、今後は、海岸堤防の嵩上げや居住禁止地域における防災公園事業、緊急避難道路の整備などを手がける予定と伺いました。現在、派遣した菰野町職員は、緊急避難道路の整備などに関わっています。また、常磐自動車道の延伸に伴い、仙台市方面から相馬市へのアクセスも便利になるため、派遣した職員は、この道路とのネットワークも向上させるための事業にも関わることが出来ると思いますので、インターチェンジと周辺道路とのネットワークについても学んで来て欲しいと思います。

安全・安心の道づくりを求める全国大会 に出席しました。
衆議院が解散されたため、国土交通大臣の代理として国土交通省技監の徳山日出男さんからいつもながら味のある来賓祝辞を頂きました。国会議員は参議院議員が4~5名と少ない人数でしたが、その分、フロアとの意見交換も熱のこもったものとなり、本音の議論を拝聴することが出来ました。公共事業費予算 は、当初予算ベースで平成9年度の9.7兆円をピークとして、年々減り続け一昨年に底を打ったものの、およそ60%の水準となっています。加えて、橋梁や道路などの維持管理費の増嵩が避けられない中、防災減災対策を含めて新たなインフラ整備の予算は事実上減少し続けています。町としては生活道路の改善を含む各種事業を適切に実施するためにも、国レベルでの予算確保は大切であると考えております。

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別の日ではありますが、被災地への派遣職員から業務報告を受けました。現地の様子と職員からの報告とを比較して、職員として取組むべき課題を指摘し、レベルアップすることを伝えました。

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