石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

泡の力

25日(木)の8:40から年末恒例の菰野町消防本部の町長点検を実施致しました。

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朝一番で車両火災が発生し、結果如何によっては点検自体を取りやめなければならない状況もあり得ましたが、10分ぐらいの時間変更で実施することが出来ました。

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基本動作や手帳の確認などの通常点検と車両設備の確認の機械器具点検の2つを行い、いずれも署員の士気も高く、問題ありませんでした。

日頃からの基本的な動作の繰り返しが、火災や災害の万が一の際の対応に表れるので、単純なことであっても手を抜かずに一つ一つ丁寧に取組むことが重要であることと、常備消防と非常備消防(=消防団)は火災や災害などから町民を守るためには、表裏一体の関係であるので、それぞれの機能補完性を意識して、職務に精励して欲しいことを、小生の挨拶の中で申し上げました。

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つい先日、納入された消防ポンプ車を拝見しました。このポンプ車は、圧縮空気泡装置を搭載しており、これまでの単純な水だけを放水する消火作業とは異なった機能を有することとなりました。簡単に申し上げると、ポンプ車に搭載した水と消火剤を混合し、そこに圧縮した空気を送り込み、泡状の液体を火元に当てるものです。その泡で可燃物を覆ったり、泡を燃焼物に浸透させたりすることで、効率性の高い消火作業が期待出来ます。

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この日の車両火災などでは、その効果はてきめんに発揮されたとのことでした。火災はないに越したことはありませんが、万が一の際には、これまでとは異なった機能を有していることで、適切かつ迅速な対応が可能になりました。こういった少しの変化はなかなか町民皆さんには伝わり難いかも知れませんが、町民皆さんの安全安心の向上には確実に繋がっています。

三重県生活協同組合連合会 の事務局長である妹尾さんが打合せのために来庁されました。当町に工場があり、地産地消に積極的に取組んで頂いている 四日市酪農 さんのことなどが話題にあがりました。

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