石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

復興予算は別枠を!

過日、道路整備促進期成同盟会全国協議会(=道全協) の総会及び命と暮らしを守る道づくり全国大会に出席しました。地域の安全・安心、国土の強靭化、地方創生を実現し、経済に好循環をもたらすストック効果を早期に発揮させるために、道路ネットワークの充実を着実に推進するよう国に対して要望をしました。

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新名神高速自動車道の開通を平成30年度に控えている菰野町を取り巻く状況も、今年度の予算箇所付けにおいて、国道477号バイパスの予算が縮減されるなど、かなり厳しいと言わざるを得ません。そのことを念頭におきながら、太田昭宏国土交通大臣をはじめとする壇上に居並ぶ国会議員や国土交通省幹部に対して、1)国から地方への道路予算の約1兆円の中に復興関連道路予算である約1,000億円を含まないことと、2)復興関連事業においても地元負担金を安易に求めないことの2点について強く要望致しました。特に、1点目につきましては、地方全体の道路整備の予算が相対的に縮減されることが懸念されるので、しっかりと予算確保に向けて取組んで欲しいと申し上げました。

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平成28年度の予算編成に向けて、情報収集をしながら、必要な活動を展開して参りたいと存じます。

平成28年度の予算編成に向けてと言えば、過日、環境省関連予算における基礎自治体向けの予算説明会に参加しました。これは小生が東海ブロックの幹事を仰せつかっている 低炭素な地域づくりに取り組む首長の会 と小生が監事を務めている 一般社団法人三重県森林協会 の共催によるもので、昨年度に引続いての開催となりました。

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昨年度は、町内の防犯灯をLED化する事業を実施しましたが、その際の調査関連費用を環境省から補助金を活用して行いました。また、全国各地で実施されている再生可能エネルギーの取組状況やそれに関連した国の予算についても説明があり、当町としても今後の木質バイオマス事業や小水力発電事業などを展開する上で、財政的な観点からも参考になります。

また、日本政府は、1990年を基準年として、2050年までに温室効果ガスを80%削減(2020年までに25%削減)する目標を掲げていますが、業務部門(事務所、文化施設、宿泊施設など)と民生部門(家庭など)において二酸化炭素の排出量が増加していることに留意しなければなりません。エネルギーコストが高い製品の省エネ化など技術革新に期待する部分(LED化などもその一例)もありますが、環境省としては、国民一人ひとりに対する啓発活動も継続的に実施していこうと考えているようですので、引続き連携出来る事を模索して参りたいと思います。