岡田卓也さんの家族観?
過日、国内最大級の流通企業である イオン株式会社 の名誉会長であり、菰野町にある パラミタミュージアム を運営する 公益財団法人 岡田文化財団 の理事長でもある 岡田卓也 さんの卒寿を祝う会に列席しました。前日に東京での同趣旨の会を開催されたとのことで、この日は、地元三重県や中部地方の皆さんがお集まりになりました。
主催者を代表して、ご子息の岡田元也さん(イオングループCEO)が、父である卓也さんがいかに家族想いであるのかや、菰野町出身の母である(卓也さんにとっては奥様)保子さんとの馴れ初めなどをユーモアを交えてお話されました。卓也さんも終始にこやかに宴席を楽しんでおられるようでした。
小生が拝見して面白いと感じたものは、
「実業家は政治家に弱い。政治家は新聞記者に弱い。新聞記者は実業家に弱い。なめくじと蛇と蛙の関係と同じで三すくみである」
と述べられたものでした。長男の元也さんがイオングループの後継者になり、次男の克也さんが民主党の党首になり、三男の昌也さんが新聞記者であることと重なるのは小生だけでしょうか?また「政治家は実業家に強い。新聞記者は政治家に強い。実業家は新聞記者に強い」と表現しないところに、必要十分条件ではなく、必要条件や急所を捉える人生観が表れていると感じました。
あと、結婚を決めて親戚に奥様である保子さんを紹介する言として、「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」 と言ったとか、言わないとか。
今後ともますますのご活躍をお祈り申し上げます。