石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

ゴルフ場の近くの微生物

ニュートンプレス代表取締役である髙森圭介さんから 雑誌「ニュートン」の2015年11月号をご恵贈賜りました。

今月は、ノーベル賞緊急特集号として、ニュートリノを徹底解説!数億の人々を救った薬とは? が、大きく取り上げられています。また、酵素 分子を切ったり、つなげたりする生命活動の高性能装置 として通常の特集も組まれているので、盛りだくさんの内容となっています。

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科学無知の小生でも、ニュートリノのことがある程度理解出来る内容となっており、科学現象をどんなメタファーで表現するかの重要性を再認識しました。しかし、エネルギー保存の法則を基底として、目に見えない行方不明のエネルギーが存在すると、今から85年前の1930年に理論的に予言したヴァルフガング・パウリは、(すべての科学はそうであるかもしませんが)やはり天才というほかありません。

ノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智さんは、1970年代から「ストレプトミセス属」の微生物に注目し、当時から年間2000~3000種類の微生物を発見し、今回の受賞につながる微生物は、伊東市のゴルフ場付近で発見されました。日本の伊東市で発見された微生物が、アフリカ、中南米、アジアの国々の人々を救う薬のもととなっていることは、興味深い事実です。