第11回パラミタ陶芸大賞展
今回で11回目を迎えるパラミタ陶芸大賞展は、ノミネートされた陶芸家の作品を鑑賞し、来館者の投票によって大賞が決定されるとういう全国的にも珍しい陶芸展です。評論家でも、美術館関係者でもないある意味で素人である来館者の投票で大賞が決まるというこの手法に対して、3回目ぐらいまでは、美術館や画廊関係者の評価も芳しくありませんでした。しかしながら、5回目ぐらいからは、その評価が一変し、美術業界でも注目の陶芸展となりました。
今回も、若手からベテランまでの男女6名(今泉 毅、黒田 泰蔵、鈴木 徹、田中 知美、中田 博士、牟田 陽日(50音順、敬称略))がエントリーされています。
小生も投票するために、会場で作品を鑑賞していたところ 三重テレビ放送 の代表取締役社長の長江正さんがお見えになり、どういう作品に投票するかの話になりました。長江さんの投票行動は、なかなか興味深い方法で、しかもなかなか説得力のあるものでした。今回は、小生もその基準を参考にして、投票しました。
展示自体は7月31日(日)までですが、投票は7月18日(月・祝)までとなっています。皆さんも投票に参加してみてはいかがでしょうか?