世界経済の危険水域
過日、三重銀行 主催による みえ銀夏の懇親会 2016 に参加しました。
金融資本主義時代におけるアベノミクスの矛盾を指摘し、あと数年で日本を含む世界が大恐慌に陥る可能性が大きいことを力説されていました。日本企業の内部留保が年率で約8%で上昇しているものの、それが賃金に反映されておらず、加えて、非正規労働者にはそもそもの賃上げの恩恵は及ばないことを述べられました。時間の関係もあり、その処方箋についての説明がなかったのが残念でしたが、世界のカネ余りの状態がいかに危険な水域に達しているかは理解出来ました。
過日、経済産業省 商務情報政策局サービス政策課の課長である佐々木啓介 さんが、来庁されました。国内総生産600兆円を目指すためのロードマップなどの説明を受けました。特に、サービス分野の成長が重要とのことでした。行政だけでなく、民間事業者の積極的な取り組みを図る上での情報交換を致しました。
30日(土)の10:00からと14:00からの2回にわたり、平和祈念映画祭2016として『日本のいちばん長い日』の上映会を開催します。太平洋戦争末期の日本の政治の中枢を描いた映画です。