パンダとカモシカの関係
本日3日(金)の13:00から 希望荘 において、菰野町観光プロモーションビデオコンテスト2016 を開催します。このコンテストは、映像を通して地域活性化に取り組む団体 東海アクションプロジェクト の協力を得て、、昨年から始めた事業です。愛知県内の5大学(愛知工業大学、愛知淑徳大学、金城学院大学、名古屋外国語大学、名古屋学芸大学)の学生が、およそ半年間かけて菰野町の観光振興のための映像を制作し、それを審査員長を務める映画監督かつ脚本家である堤幸彦さんらが審査をして、評価するものです。
【6月のフィールドワークの様子】
過日、三重県総合博物館 ミエム の館長である大野照文さんと 御在所ロープウエイ の森豊さんらが、来庁されました。あくまでも予定ですが、来年4月にミエムで開催される第15回企画展では、カモシカに焦点を当てて頂けるということで、かつて世界で唯一のカモシカ動物園であった 日本カモシカセンター が所在した菰野町との連携を協議しました。
日本カモシカセンターが閉鎖された平成18年に、そこに収蔵されていた貴重な資料をどのように取り扱うのかが問題となりました。小生は三重県議会議員であったこともあり、当時の知事であった野呂昭彦さんにお願いに行き、格別の配慮の上、三重県博物館に収蔵して頂いた経緯があります。そういう意味からは、三重県にとってもそうですが、菰野町にとっても、小生にとっても、大変ご縁のある企画展です。
この日も、昭和47年(1972年)の日中国交正常化を記念して贈られたジャイアントパンダ(カンカンとランラン)の返礼として、カモシカが贈られたという話を伺い、日本を代表する動物であることを初めて知りました。剥製の展示は当然のことですが、カモシカにまつわる歴史的なエピソードも盛り込まれるようですので、楽しみにしています。
過日、東日本大震災の復興支援のために 石巻市 と 相馬市 に派遣している職員から業務報告を受けました。先般の福島県沖を震源とする地震の津波の際の様子の報告もありました。基礎自治体では全国で最も被害が甚大であった石巻市については、まだしばらくは復興のための支援が必要だと考えています。5年を経過し、日常生活の中では記憶が風化しつつありますが、今後とも忘れることなく、支援を続けて参ります。