それぞれの業
3日(火)の13:00からは、切畑区の初集会にお邪魔しました。会合に顔を出す前に、新しく建立された切畑の山神の祠に参拝しました。
驚くべきことに、この祠は、用材の調達は地域の造林から切り出し、地域の皆さんの手によって造営されました。地域の汗と知恵の詰まった祠には、金融資本主義とは全く違う価値が体現されていると感じました。
昨年10月以降年末にかけて、社殿の修復が行われたということで、じっくりと拝見しました。ある民放番組ではありませんが、「なんということでしょう!」、見た目にもそうだったのですが、歩くにも少し踏ん張らないといけなかった傾きが、解消されていました。聞くところによると、土台の朽ちた部分を切除し、ジャッキアップした上で、コンクリート片を置きなおしたということでした。これはこれで素人では出来ない高度な技術を必要とする匠の仕事です。
斜めになっていた本殿と別棟との通路もきれいな階段となっていましたし、手すりの造作も素晴らしいものでした。新しくなった社殿を拝見しつつ、本年の無病息災と五穀豊穣を祈念致しました。