石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

「天下泰平」(益田鈍翁)

過日、町内の私邸の茶室(「尽日庵」)が再開するということで、席開きを兼ねた茶事会にお招き戴きました。

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何事もそうですが、茶に関しても全くのど素人にも関わらず、お役目上正客でしたので、柄にもなく緊張しました。緊張するだけでは、諸事がうまく運ぶ訳でもなく、恥を掻くだけ掻いて、ご愛嬌でご容赦賜りました。

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茶室の掛け軸は、益田孝(=鈍翁)の「天下泰平」、四方釜は加藤忠三郎(恐らく、十代か十一代の作とのこと)、茶酌は久田耕隆(九代宗員)でした。茶碗の一つは、当家に菰野土方藩の藩主から拝領した器で、その元は徳川家から拝領した茶碗で葵のご紋が入っていました。

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お菓子は名古屋の両口屋で、菰野町と客人にちなんで鹿がデザインされていました。小生だけは冷や汗の連続でしたが、皆さん大人の嗜みを備えておられて、上質な時間を経験出来ました。

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