概算要求に向けて
過日、全国道路利用者会議 の第70回定時総会に出席しました。全国道路利用者会議は、終戦直後の昭和24年2月に「道路整備を積極的に促進し、陸上輸送、物資流通を円滑化させ、もって国民生活の安定向上を期す」という目的のもと設立されました。 以来、都道府県や市町村をはじめ、道路、建設、自動車、バス、トラック、石油、情報通信など関連する幅広い業者、団体を会員となっています。この日も、三重県からは、一般社団法人三重県トラック協会 や 一般社団法人三重県タクシー協会、公益社団法人三重県バス協会 の関係者も参加戴き、総会終了後の要望活動もご一緒戴きました。
地方創生及び国土強靭化を実現し、ストック効果を想起に発揮させるため、道路利用者の意見を十分反映しつつ、次に掲げる項目を計画的かつ着実に推進するための決議文が採択されました(一部、省略)。
・道路の老朽化対策予算の別枠確保
・高速道路料金の事業者向け割引の継続
・SAやPA、道の駅、バスターミナルなどの利用拠点の機能強化及びスマートインターチェンジの整備
・トラック、バス、タクシー等の利用者目線での渋滞対策の促進
・重要物流道路の早期指定、重点整備及び特車通行許可の迅速化
道路整備促進期成同盟会全国協議会 の第39回通常総会及び命と暮らしを守る道づくり全国大会に出席しました。本協議会は、菰野町も参画している 国道1号線北勢バイパス建設促進期成同盟会 や 四日市インターアクセス道路整備促進期成同盟会 など全国各地の道路整備の期成同盟会によって構成されています。
・東日本大震災や熊本地震等による被災地の復旧、復興
・ダブルネットワークの構築や冬期交通確保も含めた支援体制充実などの事前防災、減災対策
・高規格幹線道路等の未整備区間の解消、暫定二車線区間の四車線化等の早期実現
・生産性向上に資する渋滞対策及び生活道路等の安全対策(一部、省略)
などの内容の決議文を採択し、今後、関係諸機関に要望活動を展開することとなりました。
辻さんも朝比奈さんも旧知の仲であり、個人的にも親しくして戴いておりますので、小生としても「夢・志事塾」の活動を支援して参ります。