石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

さなぶり

28日(土)13:30に鈴鹿国定公園指定40周年記念講演会「鈴鹿の自然(魅力)」の冒頭のご挨拶に伺いました。

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ご承知の通り、今年で鈴鹿国定公園指定40周年を迎えるのを記念して、様々なイベントを企画しております。
以前の ブログ でも取り上げましたが、近鉄さんには、特急を特別復活運行して頂きますし、7月22日(火)の指定40年の日には、三重県知事、滋賀県知事、甲賀市長の各位がご参加(予定)のもと、甲賀市菰野町の緑の少年隊による「自然のままに美しく」宣言のイベントなども多く開催する予定です(詳細は後日、このブログでも取り上げます)。
その一環として、市橋甫さん(昆虫分野)、保黒時男さん(植物分野)、中村誠さん(鳥類分野)のお三方が、森豊さん(御在所ロープウェイ所属)のコーディネートのもと、大いに鈴鹿山系の自然の魅力を語って頂きました。
来場者の方も口々に「大変わかりやすく、鈴鹿山系の自然の知識を深めることができた」とおっしゃってみえました。
小生も冒頭のご挨拶では、
・2010年に愛知県・名古屋市で開催される生物多様性国際条約締結国会議(COP10)に積極的に関わって、世界に菰野の自然を情報発信していきたいこと
・今年は国際カエル年でもあり、地球環境問題を改めて意識していかなければならないこと
・自然と調和したまちづくりを推進していくこと
を申し上げました。

14:00からは毎年行われている菰野藩祖土方公のご供養に伺いました。
江戸時代から1万2千石の城下町であった歴史を感じることができる時間でした。藩祖のご供養を兼ねて、改めて先人のご功績に感謝するとともに、これからの菰野町の安寧と発展に尽力することをお誓い申し上げました。

夕刻、当町在住の郷土歴史家である佐々木一先生を囲んでの「かやくご飯を食べる会」を開催いたしました。

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                     【佐々木一先生と「かやくご飯」を頂く】

たまたまですが、6月28日は町内各地区で、田植えが終わり夏に向けての雨乞いをするための不動祭りが催される日でもあります。また、当地の過去の風習では、イバラもちなどを作って田植えから草取りまでの農作業の労を労う「さなぶり」と呼ばれる日でもあります。さらに、たまたま菰野町では、菰野藩祖土方公のご命日でもあります。
こういった因縁の深い日に、当町の名物でもある「かやくご飯」を皆さんで頂けたことは、なかなか意義深いことだと思います。
佐々木一先生の菰野の風土や風俗のお話も大変興味深く、有意義な時間でありました。