石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

国際カエル年

本年2008年は「国際カエル年」だということはご存知でしょうか?

先日、たまたま御在所岳山頂を訪れた際に ございしょ自然学校 で2008年カエル展を開催されていたので、小生は知りうるところとなりました。

この「国際カエル年」は国際自然保護連盟(IUCN)と世界動物園水族館協会(WAZA)が中心となって2005年に発足した「両生類の箱船」プロジェクトが提唱したものです。
簡単に言いますと、世界規模で環境破壊が進み、それは水陸両方ともに影響が出始めています。そんな中、カエルは両生類であることから、水陸両方ともの環境を示す動物として適していると言われています。
「カエルの生きていけない環境は人間にとってもよくないであろう」ということから、自分たちの身の回りの環境を考えるきっかけ作りも兼ねて、こういった活動が展開されています。

当町にも、多くの水田があり、広大な田園風景が広がっています。
今の季節は夜になると、たくさんのカエルの鳴き声をいたるところで聞くことができます。この「当たり前」の郷土の情景を守っていくことが、大切であると思いますし、それを実践していくことが、地球規模での課題を解決することに寄与するのだと確信しています。

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写真は、菰野町役場近くの調整池で発見されたモリアオガエルの孵化した模様です。
少し前に撮影されたものですので、今頃は大きくなったモリアオガエルを見ることができると思います。
この調整池は、ちょっとしたビオトープになっており、先日も著名な昆虫研究者の方に調査をして頂きました。何かの折にお立ち寄り頂ければ幸いです。