石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

区長会研修会

先日、知事と市町の首長との直接懇談である「膝づめミーティング」がありました。
三重県からは
美し国おこし・三重 の基本計画中間案(素案)について
・県と市町の連携によって取り組む地球温暖化対策について
の説明があり、その後、質疑となりました。

それぞれの首長さんが発言をされましたが、小生は「美し国おこし・三重」につきましては、市町で取組みの「温度差」(つまり「やる気の差」)があって当然であるし、積極的に取り組む市町とそうでない市町があるのは致し方ないと思うと申し上げ、当町は、現在有している自然や歴史などの地域資源を生かして積極的に取り組んでいきたいと考えているし、「美し国おこし・三重」に関わらずこれからの地域づくりには必要であるから、連携できる事業は県と共有して進めていきたいと申し上げました。

小生の頭の中には、2010年に愛知県・名古屋市で開催される予定の生物多様性条約第10回締約国会議(=COP10)の地域会議(ブランチミーティング)や現地視察(エクスカーション)に積極的に関わっていき、世界に「菰野町」および「鈴鹿山系」の自然を発信できれば面白いと考えています。

地球温暖化対策については、排出量取引の法整備の要望や太陽光発電補助金の拡充など、県を通じて国へ要望をすることに言及された首長さんがほとんどでした。それはそれでやらなければならない動きかと思いますが、わざわざ「県と市町の連携によって取り組む」ことでもない印象も受けました。
小生としましては「レジ袋の有料化もいいですが、容器包装リサイクル法の基づき、紙製包装やビニール包装の分別回収を徹底して、可燃ごみの減量をすることが行政として取り組むべき課題ではないか?そこで、県内で容器包装リサイクル法に基づいた分別収集をしている市町の数はどれくらいあるか」を尋ねましたが、回答がありませんでしたので、後日、ご教授願いたいと申し上げました。管見によれば県内では2市町しか取り組んでいないと思います。

あと、各市町の個別の案件の質疑では、開発・土地利用や特別支援教育子育て支援、道路整備関係などの要望が出されていました。
小生は、「この膝づめミーティングもそうだが、事務的なレベル以外でも県と市町の政策・企画の会議が複数あり、内容も重複しているものがあるので、それらを整理してもらえないか?また、県の部局ごとに市町の担当者を決めて、窓口を一本化してもらえると、個別具体的でありながら、総合的な対応が可能になるのではないか?」と申し上げました。

今回の「膝づめミーティング」でもそうですが、三重県の職員の出席者の数が多いような気がします。各市町の首長は、1、2名の随行を含めて各市は2、3名、町は首長と随行の2名で、私は随行もなしで1人で出席をしました。一方、三重県側は知事を含めて、50~60名は優に出席していました(もっといたかも知れません)。確かに様々な課題に回答するために多くの職員が出席するのはある意味で理解できるのですが、会議のあり方も再考する必要があるのではないかと思います。

15日(火)には 大和ハウス工業(株) 三重工場の工場長様が来庁されました。

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製品加工の段階で出る廃材を利用したベンチと使用されなくなったウィンドブレカーを寄贈頂きました。ベンチは図書館などの公共施設に設置し、ウィンドブレカーは 鈴鹿山麓かもしかハーフマラソン のスタッフジャンバーや安全・安心の地域活動に利用させて頂こうと考えています。誠にありがとうございました。

先週は菰野町区長会研修会に随行させて頂きました。

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1泊2日で岐阜県高山市郡上市にお邪魔しました。研修のテーマは「農業と地域特産品」でした。具体的な取組みをしている皆さんに直接お話を伺うことができ、大変有意義なものであったと思います。小生は1日目の行程は他の公務と重複していたために、宿舎からの合流となりました(宿舎には郡上市日置市長もご挨拶に駆けつけて頂きました)が、2日目は (株)明宝レディース明宝ハム などを訪れました。
写真は、(株)明宝レディースの代表取締役本川さんです。

地域のために平素から熱心にお取組み頂いている区長さんと2日間ご一緒させて頂き、色々とご指導を頂きました。小生にとりましても有意義な研修となりました。区長さん皆さんに心から感謝申し上げたいと存じます。