献血にご協力を！

今朝は８：００から連絡会議。

その後、報告、面会、協議など。

９：４５に平成１９年度菰野町ヘルスアップ事業開講式でご挨拶。
最近話題になっている「メタボリック症候群」などを始めとする生活習慣病予防や自己による健康管理のための事業の開講式がありました。小生としましては「自分の健康まで行政に関与されたくない」と個人的には感じていますが、持続可能な社会保障制度のために医療費の増大は懸念すべき課題であり、本事業の成果はその課題解決のために期待されています。

個人の生活と密接に関わる事項に行政が関与することはある面では重要なことでありますが、他方で関与しすぎると個々人の自立の意識まで奪ってしまう可能性も含んでいます。またさらに重大なことは行政が関与することによって、地域や個人の暮らしの画一化や均質化が進行し過ぎ、人間が本来持っている貪欲に生きていく根源的な力までもそぎ落としてしまう可能性があります。
現代社会において人間が生きていくためには、ある種の計画性や安定性が求められることは否めませんし、誰もが同じような水準で暮らしていけるということは安心という観点からは評価できます。しかしながら、そのような計画性や安定性というものは、我々自身を無菌状態の中で生活するような現象に導き入れたり、どの人間も代替可能な存在に漸近させていくことのようにも思われます。

ちょっと話がそれました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　【献血車内での献血風景】

１０：００過ぎに菰野町役場に献血車が来ましたので、献血に協力致しました。
久しぶりに献血をしました。採決の最中に、担当の看護師さんとお話をしましたら、やはり最近の輸血用の血液不足は慢性的な状況であり、必要な際に血液が足りないことは命に関わる重大な問題だとおっしゃってみえました。
菰野町内でも多くの企業さんにご協力頂き、年間通して献血を行っておりますので、町のホームページなどでも広報して、皆さんにもお願いしなければならないと感じました。