石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

足元から

先日、三泗小中学校科学展および社会科作品展を拝見してきました。

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四日市市三重郡の小中学校の児童生徒が、夏休みのいわゆる自由研究で取組んだ成果が展示されていました。時間の許す限り毎年訪れているのですが、いずれも力作揃いでした。
菰野町の児童生徒の作品を中心に見て回りましたが、特に マコモ地場産品 を扱った研究が多く見受けられましたし、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)国際ユース会議の公式エクスカーションを取り上げている作品もありました。
自分の住んでいる町のことを知るということは素晴らしいことだと感じましたし、同じようなテーマを扱っていても、視点や切り口が違うと作品全体の仕上がりがこうも違うのかと感心しました。

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                        【多数の昆虫を標本にしてある作品】

マコモや関取米などの特産品開発は、農業や観光振興の施策として取組んでいることは間違いありませんが、町長として嬉しかったことは、そこに住む皆さん(ここでは小中学生)が関心を寄せ、時間を割いて調査していることでした。ここに至るには、関係各位の尽力が大きいですが、こういった足元からの地域活性化は、持続可能なまちづくりには欠かせないことだと考えています。じわりじわりとした広がりは、確固たるものになると思いますので、これからも着実に進めて参りたいと思います。