石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

「個人情報保護」という呪縛

詳細なご報告は別途致しますが、昨日、ほぼ日帰りで、菰野→仙台→多賀城塩竈東松島石巻→仙台→東京という強行軍の被災地視察を行いました。当町から多賀城市に派遣をしている職員の督励を含めて行って参りました。現地の模様は筆舌に尽くし難いものがありますが、その現実をしっかりととらえなければならないと感じています。

先日、欠員が生じた民生委員・児童委員の委嘱状の伝達を行いました。

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急速な高齢化が進む中、介護、医療、年金の社会保障制度を税制財政の分野を含めて抜本的に見直すことは、喫緊の課題でありますが、地域の中で高齢者特に一人暮らしや認知症などの介護を必要とする高齢者の 見守り体制 をどうするのかは、我々一人ひとり課せられた重要な課題です。そんな中、地域福祉の担い手として重要な役割を果たすのが、民生委員・児童委員の皆さんです。完全なボランティアにも関わらず、日夜、地域福祉の増進や福祉のセーフティネットのために多大なるご尽力を賜っております。

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民生委員児童委員協議会の小林会長さんにも同席頂き、現場の感覚を意見交換致しました。こういった時期でもありますが、「個人情報保護」という一種の仮想状況に呪縛され、物事の本質が隠蔽されている現状にもどかしさを感じていることを深く共有致しました。小生自身ももう少し大きな枠組みの中で仕掛けを作っていかないといけないと痛感しました。

町内企業の 株式会社前田テクニカ代表取締役前田昌彦 さんが来庁されました。

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プレスや板金加工の会社ではありますが、最近面白い取組をされているとのことで、ご報告を受けました。komonomonoというブランドを立ち上げられ、デザインを重視した生活用品の商品化に取組まれています。

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福祉用器具の開発を異業種間でスタートさせたことが、そもそもの発端とのこと。今回、ご紹介頂いたペットボトルの開封器具(栓抜きみたいなものです)も、高齢者が、なかなかペットボトルのふたを開けることができないことに着目した商品であります。小生としましては、もう少し機能を付加しつつ、菰野町内企業の視点から、菰野町のお土産品として何かご提案頂けないか?と申し上げました。どんな商品が仕上がってくるか楽しみにしていたいと思います。

被災地支援のためのボランティアバスの出発式でご挨拶。

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今回で第2弾となるこのボランティア活動には、合計10名の皆さんがご参加頂きました。大変厳しい中ではありますが、体調管理には十分ご留意頂きながら、被災地のニーズにあった活動を展開して頂きたいと申し上げました。