危機管理の最前線
昨日のゲリラ的な豪雨により、お隣の四日市市内では、東名阪高速道路に土砂が流入し、上下線とも不通になりました。鋭意、復旧作業が行われ、下り線が通行可能になったものの、未だに上り線は不通のままです(26日(火)16:00現在)。
さて、当町では、1ヶ所がけ崩れが発生し、町道を塞ぐなどの被害が出ました。
他には、町内で床上浸水が1軒ありました。
昭和60年の菰野町非核平和都市宣言を契機に、戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶことを通して、平和を希求する人間に成長することを願って毎年被爆地を訪問する平和学習を行っています。今年も菰野中学校と八風中学校の両校から合わせて10名の生徒が広島を訪れます。ご挨拶では、核兵器の廃絶、原子力発電の今後のあり方などを引き合いに出しながら、この広島訪問を契機として、原子力の歴史的、世界的な意味を探求して欲しい旨を申し上げました。
生徒による決意表明もあり、しっかりと学んでくる姿勢がみられました。
26日(火)の9:00から菰野町消防本部消防署の「消防救助技術訓練署内発表会」が行われ、督励を兼ねてお邪魔してきました。ロープブリッジ渡過とほふく救出の2種目が実施されました。
今年は、東日本大震災の関係で東海地区指導会、全国指導会は開催されないものの、消防救助技術向上のために、署内での発表会は開催されました。
さすがに危機管理の最前線で体を張って活動をしている隊員たちの動きは緊迫感がありました。これからも町民の安全安心のために、安全第一、確実、迅速の3つの柱を大切にして頑張って欲しいと思います。