石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

平成23年新潟・福島豪雨

先月7月27日~30日に新潟県福島県を中心に甚大な被害をもたらした豪雨災害が発生しました。
先のブログ でも記しましたが、当町が災害時相互応援協定を締結しております 新潟県三条市 さんが全国のトップニュースでも伝えられるなど、大きな被害を受けましたので、急遽現地に赴き、災害現場の視察及び 國定勇人 市長さんと今後の対応について協議を行いました。

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7月31日(日)の10:30に菰野町を公用車にて職員2名とともに出発し、16:00過ぎに三条市役所に到着しました。早速、復旧対策本部会議にオブザーバとして出席し、三条市さんの現状及び課題整理についての議論を拝見いたしました。

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迅速に対応をなされているなと感じたのは、避難指示を解除した時点で災害対策本部会議を解散し、そのまま復旧本部会議を設置していることでした。また、各部の報告が極めて円滑になされていましたし、各部の情報共有がしっかりなされているので、組織として対応している印象を受けました。

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被災現場につきましては、河川決壊や道路崩壊などを主に拝見しましたが、記録的な豪雨のもと、刻一刻と変化する状況に國定市長さん以下、職員の皆さんや三条市民の皆さんが協力をして被害を最小限に止めるために行った努力を垣間見ることができました。

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現在、三条市さんでは被害の全体像を把握しながら、今後の復旧に向けての作業行程を整理されてみえます。その中で、菰野町して支援可能なものについては、災害時相互応援協定に基づいて、積極的に支援を行って参りたいと存じます。
現場視察や協議が長引き、21:00前に遅めの夕食を摂り、仮眠を取ってから、8月1日(月)の1:00に現地を出発し、7:00に菰野町役場に無事帰還しました。小生の公務の関係上、21時間半での菰野町三条市往復の過密スケジュールでしたが、同行の職員2名もよくやってくれました。

一方で、当町としましては、7月30日(土)の9:00に 菰野町「平成23年 新潟・福島豪雨」三条市支援本部 を設置し、第1回目の会議を開催しました。小生らが現地に赴いている31日(日)の18:00から第2回目の会議を開催し、同時並行的に現地状況などの情報共有を行い、今後の対応を協議、指示しました。

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東日本大震災の後、災害時における基礎自治体の1対1の支援関係が重要な課題となっております。こういったことは、一朝一夕に成立するものではありません。お互いの自治体が、支え合う気持ちを持って、一つ一つ地味なことを積み上げていくことが重要だと考えております。そのためにもお互いの信頼関係をより深いものにしていきたいと存じます。

先日、残念ながらお亡くなりになられた 故 樋口幸康さんの旭日単光章の伝達にお伺いしました。菰野町議会議員として3期務められ、地方自治の進展に多大なる尽力が評価されました。生前の菰野町に対するご貢献に改めて感謝申し上げました。

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