石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

関取米の刈取り

23日(金)は 関取米 の刈取りを音羽区の子どもたちや農家の皆さんと行いました。

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この関取米は、幕末に菰野町の佐々木惣吉さんが発見した品種で、風に倒れにくいところから 雲龍横綱の土俵入りの雲龍型の雲龍です)と名付けられていたのですが、その後、雲龍が弱くなったので、関取米と変更されたなかなか面白い謂れのあるお米です。明治期には、関東地方で生産され、国内の作付けで全国5位であった時期もあります。

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昭和に入ると収量や品質で優る多品種にシェアを奪われ、ほぼ作付けはされなくなりましたが、10年ほど前から町内の農業者の方が関取米の籾を入手され、復活しようと地道に取り組みをされてきました。
4年ほど前から町内でもこの伝説のお米を復活させようという機運が高まり、役場の若手職員の研究会のテーマにもなり、その職員らが中心となって、実際に 田植え から刈取りまで行うようになりました。
昨年も実施しましたが、今年もこのお米を使って菰野町の農業や観光の振興に寄与して参りたいと思います。

関取米の刈取りの前に、町内2つの小学校の運動会にお邪魔しました。

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風の強い日になりましたが、好天に恵まれました。

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保護者や地域の皆さんが見守る中、元気に競技や演技に取り組んでいました。一つの目標に向かって力を合わせる姿というのは、見ていて清々しいものです。この経験を色々な場面で活かして欲しいと思いました。