「いい器ですね」

４日（火）は パラミタミュージアム の 北大路魯山人展　－器食同源・美食の器－ のオープニングレセプションに伺いました。

北大路魯山人は、フランスの三ツ星レストランで鴨肉をそのまま出させて山葵と醤油で食べたことや俎皿（長方形型の大き目の皿）を広めたことなどを含めて数々の逸話を残している小生にとっては敬愛すべき料理人であり、芸術家です。

ご挨拶の中では、芸術の秋、食欲の秋に相応しい時宜に合った企画展であり、器をただ単に見るだけでなくその中に旬の食材が入った際の美味しさを想像しながら楽しんで頂きたいと、門外漢の小生からは申し上げました。
ご挨拶をしている間、二十歳そこそこの頃、知人に連れられて行った高級料理屋で、ろくに器のことなど知らずに 「なかなかいい器ですね～」 と申し上げところ、店の人に「ここの器はすべて魯山人です」と言われ、「魯山人って何ですか？」と答えた時点で、連れて行って頂いた知人に爆笑された経験が頭をよぎり、思い出し笑いをしそうになりました。
また、小生にとっては、無類のビール党という共通点があったり、お酒を湯割りで飲むなど、人間的にも興味をそそられる存在です。源吉兆庵 のコレクションを余すところなく満喫できる企画展ですので、皆さんもぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか？

３日（月）は８：３０から茨城県東海村で下水道施設の復旧支援をしていた職員が、２ヶ月の派遣期間を終えたので、任を解く辞令交付を致しました。本当にお疲れ様でした。

引き続き、教育委員に再任された服部典夫さんに教育委員の辞令交付を行いました。

今後４年間、またお世話になりますが、菰野町の学校教育、社会教育の進展のためにご指導賜りますようお願い申し上げます。