石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

貴重な文鎮

20日(金)は9:00から町内に本社のある 東海住電精密株式会社 さんにお邪魔しました。
大屋社長さん自ら、企業理念や現在の売上状況、工場内の視察説明などをして頂きました。
特に、環境方針については、詳細にご説明頂き、ゼロエミッション(洗浄用の水の再利用)については力を入れてみえると感じました。
現在164名の従業員の方(半分ぐらいが菰野町に在住)が働いてみえ、金属に穴を開ける超硬合金製ドリルの製造と再研磨をなさっています。

イメージ 1


昨年7月に増築された棟では、製造したドリルの品質を顧客に見せる機械があり、実際に鋼鉄に穴を開ける瞬間を見せて頂きました(残念ながら写真がありません)。1分間に2500回転というスピードで穴を開ける様を拝見して、改めて技術力の高さを認識しました。

10:15には、八千代工業株式会社四日市製作所さんにお邪魔しました。
本告所長さん自らご対応頂き、企業概要の説明を受け、工場視察を致しました。
燃料タンクとサンルーフといった部品に強みを持ちながらも、完成車の事業も積極的に展開されてみえます。
完成車を組み立てるフロアでは、ロボットで組み立てる自動化された部分と複雑な過程では人が対応する部分とが、絶妙なバランスで配置されていました。
エンジンの組み立てフロアでは、ほこりやゴミの扱いに細心の注意を図りながら、最終行程の駆動部との結合作業では人の手による微妙な調整をしながら完成させていました。この微妙な調整に匠の技を感じることが出来ました。さらに、1500トンのプレス機によって、車のドアの基本型が6秒に1枚生産されるのは圧巻でした。

イメージ 2


一通りの工場視察の後、本告所長さんから貴重なペーパーウェイトを頂戴しました。
立方体のものは、2006年F1選手権のハンガリーグランプリでチームホンダが第3期初優勝 した際に記念として制作された貴重なものです。

イメージ 3


半球体のものは、平成20年11月3日に八千代工業(株)四日市製作所において、軽自動車のライフの生産ラインが動き始めた際に制作されたこれまた貴重なものです。

イメージ 4


記念すべき大切な品を頂戴しありがとうございました。大字を書す際の文鎮として活用させて頂きます。

15:00には、町内に立地している 和光純薬工業株式会社 の三重工場さんにお邪魔しました。生産本部長の時岡さまらに環境に対する取組や工場内のご案内頂きました。
我々になじみのあるものとしては、血液検査やインフルエンザ検査の試薬を製造されており、生命に関わる企業活動を展開されてみえます。企業収益への東日本大震災の影響などの意見交換もさせて頂きましたし、他の製造業と異なるところは、国の医療政策に左右される業界ということがよく理解できました。

写真の機械は、血液検査に用いる試薬をテストする機械で、1台4,000万円ほどする高価なものということでした。

イメージ 5


お忙しい中をご対応頂きありがとうございました。