石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

惜別に 散る桜と時を 重ね見る

昨日30日(金)は8:30から平成24年度に菰野町役場から他機関などへ出向をする職員に対する辞令交付式を行いました。
小生が就任してから将来のための人材育成として、若手職員を積極的に他機関に出向させ、人事交流などを行ってきています。専門的な知識やノウハウを習得することはもちろんですが、人脈を形成することも大きな目的です。さらには、「外の飯」を食べることによって、自らの人間的成長が促される一助になっているとも考えています。

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訓示では、菰野町役場及び菰野町の代表として恥じることのないよう積極果敢に職務に精励し、一回り大きくなって戻ってきて欲しいと申し上げました。

終日、決裁や内部協議、雑務など。

15:00に三重県消防学校に教官として派遣していた消防職員が、3年間の任務を終えて帰還したので報告を受けました。教える立場ではあったものの、学ぶことも多かったと思います。引続き町民の安全安心を確保するために全力を尽くすように伝えました。

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16:30から退職職員に対する辞令交付を行いました。
最も長く勤務されたのは、昭和46年に菰野町役場に入庁された方々です。小生は昭和46年11月に生まれていますので、小生の人生よりも長く菰野町のために尽力頂いたことになります。

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また、人事交流などで菰野町に赴任していた職員にも辞令を渡しました。2~3年間ではありましたが、大変お世話になりました。引続き菰野町のことを気にかけて頂き、今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。

17:30からは菰野町職員互助会と合同による 平成23年度 惜別式 を開催しました。
ご挨拶の中では、
・長年にわたるご奉職に対する感謝
・残された職員一同は、皆さんの仕事に対する思いや姿勢を受け継ぎ、より良いまちづくりに注力していくこと
・引続き、我々を温かく見守って欲しいこと
・これが新たなスタートとして、これからも活躍して欲しいこと
などを申し上げました。

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また、互助会長も挨拶をするのですが、時間をかけて醸成された職員同士の強いつながりを感じさせる味のある挨拶で、小生には到底できない挨拶でした。

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他の市町村ではどのような形で行われているかはわかりませんが、退庁後に職員互助会との共催で、辞令交付式とは別にこのような惜別式を行っているところは珍しいのではないかと思います。
ほぼ全職員参加のもとこのような式が実施できることが、人と人とのつながりを大切にすることに繋がっていると思います。

惜別式後に恒例の退職職員の皆さんと記念写真を撮りました。

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桜はまだ開花もしていませんが、今日の一句。
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