石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

文字に込める思い

詳細は後日のブログで掲載しますが、本日30日(金)は年度最後の日で、4月からの出向職員の辞令交付式や31日付けをもって退職する職員の辞令交付式などを行いました。

来年度実施予定の竹永幼保園園舎改築事業に際し、敷地内にある忠魂碑を移設することは、以前のブログ で申し上げました。それに伴い、新たに竹永支所敷地内に「平和の礎」の石碑を建立することになりました。
そこで、春休みの宿題ではありませんが、3月末日までに石碑に刻む文字を書かねばならず、やっと完成しました。

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以前から申し上げていますが、書道を習ったこともなく、町長に就任してから見よう見まねの我流を貫いておりますので、お笑い草の文字ではありますが、ご英霊への感謝と今後の恒久平和を祈り、心を込めて書きました(何度見ても恥ずかしい限りですが、これが限界ですのでお許しを!)。

28日(水)の9:00から 平成23年度菰野町文化功労者表彰式 を開催致しました。
実はこの文化功労者表彰は、菰野町にとっては記念すべき第1回目です。
今回は、佐々木弘さん、水谷昌夫さん、内田猛さん、石井剛さんの4名を表彰致しました。いずれの方も菰野町の学術や芸術の充実や公民館活動など社会教育の向上などに多大なる貢献を頂いた方ばかりです。

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長きにわたり本当にありがとうございました。今後ともよろしくご指導下さい。

先日、1年間の研修プログラムを終え、みえ発達障がい支援システムアドバイザー の資格を取得した当町職員から報告を受けました。

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1980年代から社会的課題として認識されるようになった発達障がいについて、当町としては、集団生活(保育や教育の中)での早期発見、早期療育を目指して、組織構築をしていく方針のもと、平成23年度の1年間、1名の保育士職員を三重県の研修プログラムに派遣をして、病棟や外来療育、巡回支援などの実地研修を行ってきました。
小生が考える行政の役割は、財源を個人に直接給付(バラマキ)するのではなく、人材を育成し、組織を構築し、それを通して、社会的課題を解決することだと思います。そのことは、住民に直接何かが給付される訳ではないので、目に見えないことではありますが、元来社会というのはそういったことが重層的に積み重なって成立しているものだと思います。限りある財源を最適化する意味からもこういう姿勢が求められていると確信しております。

職員からの報告では、1年間の研修によって、問題が顕在化している子どもへの対応はもちろんですが、問題が潜在化している子どもへの気付きを学べたことが大きいと指摘していたことが、成果だと感じました。この職員を中心としながら、それぞれの保育や教育現場で途切れのない支援を目指して、しっかりと取組んで参りたいと思います。