石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

打ち出の小槌はありません

21日(木)の8:00に 真菰の菰野 の皆さんが、伊勢神宮奉納 を実施されるとのことで、お見送りに伺いました。

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数年前から当町の名前の由来と言われている マコモタケ の特産品開発を進めてきており、3年前には生産者、商工業者、サービス業者などの皆さんが「真菰の菰野会」を結成され、農商工連携を推進して来られました。その皆さん方が、3年前から伊勢神宮への奉納をされており、今年は17品目の商品を奉納されました。
特に今年は、10月4日~5日に菰野町において 第7回 全国マコモサミット in 菰野2012 を開催する予定となっており、会の皆さん方にも全面的にご協力頂きます。マコモタケにご関心のある方は、ぜひ第7回全国マコモサミットにお越し下さい。

22日(金)の9:30に 第27回菰野町老人クラブ連合会 囲碁・将棋大会 にご挨拶にお伺いしました。

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災害対応で一晩過ごした後でしたが、参加される皆さんの顔を拝見すると、元気な方ばかりで、こちらもつられてついつい挨拶にも力が入ってしまいました。
囲碁の部には合計17名、将棋の部にも合計17名参加を頂きました。勝負にこだわり過ぎずに、親睦を深めることを第一として、日頃の練習の成果を十二分に発揮して欲しいと申し上げました。

23日(土)の10:00から四日市文化会館で開催された 三重四日市農業協同組合 の通常総代会でご挨拶。
代表理事組合長の小川英雄さんが、来年の4月に向けて、桑員地区管内及び三泗地区管内のJAを広域化していく方向で調整を図っていることに触れられました。経営基盤や組織運営は強化されるとのことですが、地域や行政との連携についてもさらに強化されることを期待しております。

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ご挨拶の中では、今年度から菰野町の小学校給食の米飯の回数を週2.5回から週4回に引き上げ、その納入などに関してお世話になったことへの謝辞。さらに菰野厚生病院の耐震増築につきましても、組合員さんをはじめとして総代さん、理事さんに多大なるご理解を頂いたことに感謝申し上げました。
今後とも、安全で安心な農作物の提供を頂くとともに、地産地消の推進にご協力頂きたいと存じます。

11:00から 三重県市町村職員年金者連盟三重郡支部総会 に伺いました。
現在、国会で議論している税と社会保障の一体改革の話が中心でした。

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増税は仕方がないものの、具体的な社会保障の議論がなされていないことへの批判がありました。
小生からは、「今、明らかになっていることが一つだけあり、それは、急激な少子高齢社会の到来により、社会保障に関わる財源が無いということです」と申し上げました。

日本の年金、医療、介護などの社会保障関係給付費は、
1990年=47兆円、2012年=110兆円、2025年=145兆円

と年々増加の一途を辿ってきており、今後も増加していくと予測されます。高齢化だけならまだしも、少子化が大きな要因となって、制度を維持することすら難しくなってきていますし、受益と負担の関係からみた世代間格差も指摘されています。

現在の日本の諸制度は、経済規模や財政規模が右肩上がりに拡大し、その拡大が前提となって構築されています。急激な少子高齢社会、人口減少社会が現実のものとなったこの時期では、小生としては、福祉の名のもとの「バラマキ」は厳に慎み、「今さえ良ければいい」、「自分たちだけさえ良ければいい」と考えるのではなく、限りある財源の中で施策の優先順位をつけなければならないと考えています。
中長期的観点から申し上げるならば、国と地方の財政規模を来たるべき将来に向けて、日常生活に支障を来さない程度に漸進的に変化させなければなりません。
どこかにお金がざくざく出てくる打ち出の小槌でもあれば別ですが(笑)。