石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

様々な美

先のブログ において、パラミタミュージアム で開催されている 福富太郎コレクション 鏑木清方美人画名作選 -描かれた日本女性の美- のオープニングレセプションに足を運んだことはご紹介しましたが、伝統工芸三重研究会10周年記念展 -日本伝統工芸展出品作品を中心に- にもお伺い致しました。

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地元菰野町に在住の方も含めて、三重県内で活躍する伝統工芸作家(陶芸・染織・木竹・人形など)の各部門から「日本伝統工芸展」入選作品を中心に代表作が展示されています。
比較的大きな作品が多く、展示室内に所狭しと作品が並べれています。三重県の伝統工芸の主だったものを鑑賞することができ、地元を見つめなおすいいきっかけとなりました。

さて、再び福富太郎コレクションですが、今回は日本における美人画がテーマとなっています。
そもそも「美」自体が、主観性に大きく左右されるものである中で、美人画となるとこれまた評価の難しいところだと思います。「美しい絵」という価値に加えて、その対象として「美人」という価値が加わることによって、美に対する2つの価値が要求されることになります。

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また、女性の美というものは、端整な美、健康的な美、妖艶な美、陰鬱な美などなど惹きつけられる要素も様々ですし、作品の中にも表われていますが、明治→大正→昭和といった時代の移り変わりの中で女性の美への考え方も変化していることも事実です。

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妖艶さに圧倒される「妖魚」(鏑木清方)、可愛らしい「緑のショール」(鏑木清方)、何を想っているのかとこちらの想像力が試されているような「化粧」(鏑木清方)、女性と生命力を連想させる「ゆたかなる国土」(尾竹竹坡)、女性の優しさを示す「慈母」(梶田半吉)、実際に面と向かったならば、したたかな眼光にひれ伏してしまいそうな「山城温泉の女」(梶原緋佐子)などなど興味深い作品の数々が展示されていますので、自分探しのつもりでご覧頂いたらいかがでしょうか?

16日(火)の15:30に 国土交通省中部地方整備局北勢国道事務所 の濱地所長さんがご来庁されました。
今回は 全国「道の駅」連絡会(仮称) という「道の駅」の全国組織を立ち上げることに関する説明のためにお越し頂きました。道の駅 菰野ふるさと館 も加盟しておりますが、これまでは、中部 道の駅 連絡会 といったように、北海道や九州・沖縄などのブロックごとに組織化されていました。最近全国1000箇所を超える道の駅が、地域振興、防災、情報発信などの分野で積極的に活動を展開していることから、情報共有を図ることによって、より連携を強化していく目的で全国組織の立ち上げを考えることとなりました。

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このことは観光客にとっても周辺地域の情報を得る機会ともなりますので、小生の立場からも意義あることだと申し上げました。当町の道の駅は、平成5年4月の全国で第一回目に登録があった103の道の駅のうちの一つとして発足している 老舗の道の駅 ですので、この組織に対しても積極的に関わって参り、全国に菰野の道の駅を知って頂く機会にしたいと考えています。