３連休を要望

２２日（木）は引続き都内にて、１０：００から小生が副会長を務める ささつな自治体協議会 の理事会に出席しました。
この協議会は、中小の基礎自治体が、過疎化や少子高齢化への対応、地場産業振興などに始まり、それぞれの持つリアルな課題の共有をしながら、解決をしていこうとするものです。
これまでも年に数回の会合を行い、来ら丼（こらどん） などの活動を通じて、地域を盛り上げる活動を積極的に展開しています。

１３：００から小生も常任理事を仰せつかっている全国観光地所在町村協議会の理事会に出席。

その後、１４：００から同会総会。
この協議会は、観光地を抱える町村が構成するもので、年１回の総会、数回の理事会と年に１回の現地研修会などを開催し、国の観光政策への提言活動などを行っています。

今回の理事会及び総会でも平成２５年度観光地対策関係の予算や施策に関する意見交換を行い、今後、政府に対して、特に、国内観光の需要を創出するための休暇改革を提言することとなり、具体的には、国内観光を活性化させる３連休の創出のための制度改正を要望していくこととなりました。各種データによると４連休以上になると、海外への旅行者が増加する傾向にあるため、国内観光の需要を創出するためには、３連休をいかに設けるかが勝負となります。海外の旅行者を誘致することも重要ではありますが、国内旅行者を創出することはより重要な施策と言えます。
以上のことに加えて、今後、菰野町と致しましては、（１０００万人近い潜在的な需要があり、ウィークデーにもお客さんを見込める）ユニバーサルツーリズムやスポーツツーリズムにも積極的に取組んで参りたいと考えています。
ユニバーサルツーリズムの振興につきましては、すでに、一昨年の社会福祉大会での講演や本年度の三泗地域での取組みで種まきはしてありますので、今後は、観光部門がそれらをどう具体的施策として立案するかにかかっていると思います。

その後、三重県に移動して、１８：３０から 桑名信用金庫 さんの 三泗桑経会 で講演を致しました。

基礎自治体の長として、一政治家として、現在の日本を取り巻く内外の情勢について、８０分間お話を致しました。経営者の皆さんが多く参加されるということでしたので、 小生が独断と偏見で、北勢５市５町の市町村税を歳入ベースで比較分析した知見を披露したり、現在の政局などについてもお話をしました。
貴重な機会をお与え頂いた関係各位に心から感謝申し上げます。