石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

入学式でのちょっとした偶然

桜はほぼ散ってしまいましたが、広大な田園風景広がる菰野町では、この時期美しい花を随所に見ることが出来ます。写真は、本日町内で撮影された菜の花です。見事な黄色が眼に飛び込んで来ます。

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本日8日(月)の13:30から 菰野町立八風中学校 の入学式に出席しました。やや大きめの制服に身を包んだ175名の新入生諸君が、緊張した面持ちで式に出席していました。
来賓を代表してお祝いのご挨拶を申し上げる予定でしたが、偶然にも、小生のご挨拶の構成が、校長先生が述べられた式辞の構成とほぼ同じというちょっとしたハプニングがありました。

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校長先生の式辞では、昨年1月に開かれた入学説明会で新入生に対してお願いした3つのことと今回新たに1つの合計4つのお願いが話されました。小生が用意した挨拶も、3月の小学校の卒業式で申し上げた3つお願いの中から1つを再度申し上げ、今回新たに1つのお願いを加えて、新入生へのメッセージにしようとしていました。

事前に打合せをしていないというものの、構成が同じということで、本質的な部分は変えずに、小生からは「家族の一員として役割を担うこと」と「真剣に取り組めることを見つけること」 の2つのお願いとしてご挨拶致しました。

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                          【4月5日に町内で撮影された桜】

という訳で、以下に、本来予定していた挨拶文を掲載致します(笑)

まずもって、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!

ご来賓の皆さんがたくさんおみえですけれども、代表してお祝いのご挨拶を申し上げます。新入生の皆さんは今日から八風中学校の生徒になりました。中学校の3年間は人生の中でも非常に大切な時期となりますので、今日は、新たなスタートラインに立った皆さんにぜひ、実行していただきたいことをお話ししたいと思います。

まず、思い出してほしいのは、三月の小学校の卒業式の際の私からのメッセージです。そこで私からは、「時間をうまく使う人になってほしい」ということ。「家族の一員として何らかの役割を決めて三年間続けてほしい」ということ。「人の話をしっかり聞いてほしい」という三つのことについてお話をしました。今日は、そのなかでも、特に一つだけ皆さんに実践して欲しいことを申し上げます。それは、「家族の一員として役割を担うこと」です。お風呂掃除でもいいですし、食器洗いでもいいですし、お弁当づくりでもいいですし、庭掃除でもいいですので、ぜひ、家族の皆さんと話し合って、自分の役割を決め、継続して役割を担ってください。家族の一員として役割を担うことは、家族を助けるという意味合いだけではなく、自分が社会に出て人間として成長していくためにも大切なことであります。最も大切なことは、三年間続けることであり、その継続が自分にとって人生の大きな財産となることでしょう。

もう一つは、これからの三年間で「真剣に取り組めること」を見つけて欲しいということです。勉強でもクラブ活動でも読書でも音楽活動でも構いません。真剣に取り組むことによって自分が鍛えられたり、あるいは自分の能力の限界を知ることができます。加えて、そのような「真剣に取り組むこと」を通じて、例えば友情などの人生にとって掛け替えのない何かを見つけることができると思います。
これからの3年間、以上二つのことを私からのお願いとしたいと思います。

最後になりましたが、ご家族の皆様方におかれましても、お子さんのご入学、心からお慶び申し上げます。中学の3年間は、お子さんにとって楽しいことや辛いことなど様々なことがあると思いますが、一番身近な存在として寄り添い、お支え頂きますようお願い申し上げます。このことは、校長先生をはじめとする教職員の皆さんやご列席の地域の皆様にもお願い致したく、新入生の皆さんが卒業する際に素晴らしい八風中学校の3年間であったと言えるようにご理解ご協力をお願い申し上げます。
改めて新入生の皆さん、ご入学おめでとう!