自治体のさらなる支援を!
ご承知の通り、被災地では地震や津波により住宅が大きな被害を受けました。しかしながら、被災者の皆さんはその甚大な被害を乗り越え、自宅の再建に取組まれており、その結果、新築家屋の固定資産の評価の事務作業が膨大になっています。それらの行政執行を円滑に進めるために、当町から派遣している南川文裕さんは、主に新築家屋の固定資産評価事務の支援をしています。
大変お忙しい中を、石巻市 の亀山紘市長さんとも懇談する機会を得ることが出来ました。今後の見通しをお聞かせ頂きましたが、市立石巻病院の移転や住民の高台移転、公営住宅の築造事業など、住民生活に直結する重要な課題が山積しており、その陣頭指揮を取られる強い決意を窺い知ることが出来ました。
総務部の職員さんからは他の自治体などからの職員派遣の状況をお聞かせ頂きました。現在、220名近くの職員派遣を受け入れているものの、未だ、80名近くの職員が不足しているという現実を知りました。当町も微力ではありますが、石巻市と相馬市にそれぞれ1名の職員を派遣いています。三重県内でも29市町のうち7市町が職員を派遣していますが、その輪がもっと広がることを期待したいと思います。