Before→After その4
昨年4月に通学中の児童の列に自動車が突っ込み多数の死傷者が出る痛ましい事故が起こりました。その後も全国各地で通学中の児童生徒が巻き込まれる交通事故が頻発しており、その安全対策がより重要視されていました。
当町におきましても、昨年5月以降、170箇所を対象として関係機関のご協力を得て、通学路の緊急点検を実施しました。
点検した箇所のうち、対策必要箇所は157箇所で、その中で横断歩道等の路面標示復旧や注意看板の設置など、施設面の対策が必要な箇所として87、安全指導の徹底をしていく箇所が70でした。
これらのうち既に対応したものも30箇所近くありますが、新たに対策を講じた工事が完成しました。
およそ150名の小中学生が通学路として利用しているこの町道朝上石榑線は、防災・安全社会資本整備交付金を活用し、平成24年度の年度末に追加補正として予算計上し、本年5月から工事に入りカラー舗装などを施して歩道空間の確保に努めました。工事延長はおよそ700mで、工事費は600万円弱でした。
菰野町としては可能な限りのハード整備をして参りますが、歩行者などの安全を確保するために何よりも重要なことはドライバーの意識だと思いますので、一人ひとりが制限速度を遵守した安全運転を心がけて欲しいと思います。