石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

台風18号の被害状況確認

17日(火)は、台風一過の清々しい天気となり、御在所岳も素晴らしい風貌を見せてくれました。

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時間のやり繰りをして、午後からは台風18号の被害状況を把握するために、現場へ足を運びました。今回は、山腹崩壊と河川護岸の洗掘の2つが大きな特徴でした。

まずは、山腹崩壊の現場ですが、ここは人家も近く、崩落箇所が20メートルぐらいずれていれば、間違いなく人的被害が発生していました。これまでも治山事業を実施していますが、三重県ともさらなる対応を検討しなければならないと感じています。

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ここの箇所は、先日、三重県総務部の稲垣清文部長さんや農林水産部の橋爪彰男部長さんらと実施した菰野町内の森林状況に関する現場確認 でも、小生からは早急に対策を実施しなければならない場所として要望していましたが、今回の台風でさらに被害は決定的なものになりました。治山事業であろうと砂防事業であろうと構いませんので、しっかりとした対応を求めて参りたいと思います。

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もう一つの特徴である河川護岸の洗掘ですが、床止めの下流側において護岸の裏側の堤防土砂が吸い出される現象が起こっていました。ここ数年に復旧工事を実施した場所もあり、工法自体を根本的に検討しなければならないと思われますので、事業主体である三重県に対して、現状を踏まえた協議を行いたいと思います。

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まだ9月中旬ですので、今後も大雨が降る可能性があります。これらの被災箇所の中には、児童生徒の通学路上にあるものもありますので、早急な応急復旧は当然のことながら、来年の出水期には完全に復旧するように対応して参りたいと存じます。

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