石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

水野コレクション近代日本画 美の系譜

現在、パラミタミュージアム では、水野コレクション近代日本画 美の系譜 -横山大観から平山郁夫まで- が開催されています。横山大観「無我」をはじめとする60点余の日本画を通じて、大変革期を迎えた明治期から現在に至るまでの日本画壇の歴史を一挙に鑑賞することが出来ます。

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横山大観「無我」の一つを見ることが出来ますが、描かれた子どもの何とも言えない表情は見る側に自らの人生のあり方を問いかけ、自省を促しながらも自己肯定の境地へ導入するようなそれ自体矛盾を孕んだ作品だと感じます。

橋本雅邦の「寒山拾得」は、一見、老婆が二人して庭の掃除をしながら、井戸端会議をしている様に見えますが、実際は有髪の禅僧が何やら話をしている様子を描いたもので、二人の昵懇さと底知れぬ不気味さが漂う作品でもあります。

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今回の作品は、平成14年に開館した長野市にある 水野美術館 さんに所蔵されているもので、実業家である故水野正幸が長年かけて蒐集した近現代日本画が展示されています。財をなしたコレクターとして小生を魅了しているのはキャバレー太郎こと福富太郎がいますが、今回の収集作品を拝見していると、この故水野正幸もそれと同じような魅力を秘めているような気がします。

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さすが、横山大観の日本一の所蔵数を誇る水野美術館ですので、「不二霊峰」や「霊峰富士」などの富士山作品もありますし、美人画で有名な伊東深水鏑木清方らの作品もきっちり押さえられています。12月23日(月・祝)までの開催となっておりますので、是非、皆様お誘いあわせの上ご覧頂きたいと思います。

過日、菰野町保健福祉センターけやきの運営委員会でご挨拶。現在国会では社会保障制度改革プログラム法案が審議されており、医療と介護のあり方が大きく変わろうとしています。国民健康保険都道府県への一本化や介護保険制度における要支援の市町村事業化などなかなか一朝一夕には解決しない難題が山積しています。これらのことは、市町村が関わる社会保障制度に大きく影響を及ぼしますので、今後の議論を注視しながら、公式非公式を問わず、しっかりと対応して参りたいと存じます。

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この日の運営委員会では、昨年度の保健福祉センターの利用状況や施設の維持管理にかかる経費などの説明が行われ、それについての議論がなされました。

八千代工業株式会社 四日市製作所の本告次男所長さんらが、ご来庁されました。自動車関連企業の現状と八千代工業さんの今後の展開をお伺いしましたが、現有している知見や経験を生かして新しい商品開発に挑戦したり、付加価値の高い商品を提供するために取組まれているとのことでした。

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現在開催されている 東京モーターショー2013 にも今年初めて出展をなさったので、日程調整がつけば、地元企業さんの技術力を拝見してこようと思っています。