石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

復興は道半ば

過日、東日本大震災の被災地の復興のために派遣している職員からの業務報告を受けました。この10月1日からの半年間は、石巻市に三宅梨穂さん、相馬市に石川正義さんの両名を派遣しています。

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石巻市では前任者に引続き、新築家屋評価事務の一部を担っており、被災代替家屋の建設ラッシュが続く中で業務量も震災前のおよそ2倍の事務量となっています。相馬市でも前任者に引続き、道路の新設や維持管理などの業務を担っていますが、一部入札の不調などにより、復興に支障を来している状況も見受けられるようです。

両名においては、これから寒い時期になるので、体調管理には十分気を付け、派遣自治体の役に立てるように粉骨砕身力を尽くしてくれるように伝えました。

同じく9:30に大和リース株式会社三重営業所の細海所長さんらがご挨拶のために来庁されました。東京オリンピックパラリンピックの開催が決まったことによる建設業界の景況感などについて意見交換を致しました。

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10:30に国土交通省中部地方整備局北勢国道事務所の田邊所長さんが来庁されました。北勢地域の幹線道路整備の今後の見通しなどについて意見交換をしました。当町内もいよいよ新名神高速自動車道の建設工事が本格化しており、それに合わせて、三重県などと連携しながら、関係道路網の整備を整理していく必要があります。

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14:00からは平成25年度 暴力追放三泗地区市町民大会に出席しました。
暴力追放三泗地区市町民会議の顧問である四日市南警察署長の濱口昇さんからは最近の暴力団情勢についてのお話がありました。

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現在、警察が把握している全国の暴力団員の総数は28,800人であり、そのうち6代目山口組は13,100人、住吉会は5,000人、稲川会は3,700人となっており、山口組の寡占化が進んでいる状況に変わりはないとのことでした。ここ三泗地区に限定すると、8団体170人の暴力団すべて山口組の傘下となっており、現在の山口組の屋台骨である名古屋市を拠点とする弘道会の影響を受けていると言えます。6代目山口組の若頭であり、弘道会2代目会長の保釈金が15億円であったことからも莫大な資金源を背景に活動を活発化させているとも言われています。警察としては、今後は、複雑多様化、潜在化した資金源を断つことを最優先課題として取り締まりを強化していくとのことでした。

我々も不当要求や民事介入暴力には 改正暴力団改正法 などを活用して、安全安心なまちづくりの実現を目指していかなければならないと思います。

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