石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

10年後には桜の名所に!

21日(金)の11:00から 菰野富士ふるさとの山プロジェクト 2014桜記念植樹セレモニー を開催しました。
このプロジェクトのフィールドである菰野富士は、60代~70代の皆さんにとっては、小中学校時代に遠足に来たり、友達と遊びに来たりした思い出の場所であり、369mの小さな山ですが現在も往復40分間で見晴らしのいい頂上まで気軽に登山が出来る菰野町のランドマーク的存在です。また、1983年には、全国2,000箇所の候補地から、江野高原ツツジの群生地として 21世紀に残したい日本の自然100選 にも選ばれた美しい山です。

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このような菰野富士を秋の紅葉に匹敵するような春の桜の景勝地として広めていこうということで、昨年度から地域の関係者と活動を展開していくこととなりました。

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この日も3月下旬とは思えない、激しい牡丹雪が降る中ではありましたが(笑)、町内の小学生などのボランティアや関係者含めておよそ150名の皆さんが50本の桜の植樹を行いました。

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菰野富士を所有している3つの団体(千種財産区管理会さん、鳥居道山財産組合さん、菰野生産森林組合さん)や 認定NPO法人森林の風 さん、菰野町みどりの少年隊さん、菰野町観光協会 さんなど関係各位のご尽力に心から感謝申し上げますとともに、平成26年度は今回の3倍の面積を整備したいと考えておりますので、引続きよろしくお願い申し上げます。

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13:00から竹永地区遺族会さん主催による平成26年度竹永地区戦没者春季追悼法要に参列致しました。先の大戦により命を落とされたご英霊に対して哀悼の誠を捧げ、戦後日本の平和と発展に感謝申し上げるとともに、世界の恒久平和を祈念致しました。世界や極東、日本周辺の安全保障を取り巻く環境は、流動的であり、緊迫した事態となりつつありますが、沈着冷静に議論を重ねて日本としての考えを深める必要があると思います。

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特に、昨今議論されている集団的自衛権に関しては、想定している事態すらその議論の当事者同士で情報共有されておらず、極論と極論の不毛なぶつかり合いを繰り返しているかに見えます。国連安保理が機能不全に陥りつつある中、また、世界の安全保障環境における米国の総合力が相対的に低下する中、日本の個別的自衛権とはいかなるものかを議論(当然その中には自衛権とは何ぞやということも含まれます)し、その上(もしくはそれと関連した形)で、集団的自衛権の行使について整理をする必要があると思います。さらに付言するのであれば、国際平和維持活動の問題は、自衛権とはレベルの異なる課題(日本の外交に付随するプレゼンスの問題)であるため、集団的自衛権の行使の議論と混同すべきでありません(安保法制懇の4類型は議論の混乱を助長する可能性を有しています)。

自衛権の発動の3要件(急迫性、必要性、相当性)をしっかりととらえた上での議論を期待したいと存じます。