石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

東海農政局との意見交換会

過日、農林水産省東海農政局 と市町との意見交換会に出席しました。昨年度は三重県下29市町に対して1回の開催でしたので、意見交換の時間が十分とは言えなかったことから、今年度は、三重県を4つのブロックに分けて、開催されました。

東海農政局からは、
・担い手への農地集積(特に農地中間管理機構)
・経営所得安定対策の見直し
・水田活用の直接支払交付金
・米政策の見直し
・日本型直接支払制度
などの重点施策の説明がありました。

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小生からは、菰野町は農地集積率が46%となっており、すでに水稲、麦、大豆による土地利用型農業が確立され、2年3作体制のブロックローテーションによる転作も定着していることから、農地中間管理機構の導入によって、これらの体制が崩れ、担い手の経営に不利益が生じる可能性もあるため、関係者と十分に協議をしながら、集約化の進んでいる地域については、その特性に合った制度設計となるよう申し上げました。

さらに、経営所得安定対策等については、土地の面積のみに着目するのではなく、収量の多寡を精査した上で、土地の等級などが反映された制度設計になるように求めました。つまり、現実的には、土地自体の特性として、作物の多く取れる農地もあれば、少し劣る農地も存在していますが、集落営農や優良農地の確保の観点からは、収量の見込める土地ばかりで農業は営むことは不可能であるため、土地の特性も加味した制度設計にしなければ、意味がないと申し上げました。

さらに、農地転用に関わる市町村への権限移譲については、現在の課題を解決した上での権限移譲は当然のことであるし、転用基準については土地利用の広域的観点からも国として明確かつ厳格な基準を示し、その運用自体が適切になされているのかを監督する機関も必須であると申し上げました。さらに、個人的な考えではありますが、税制面で優遇されている農地を転用することで得られるキャピタルゲインのギャップを整理しなければならないと思いますし、食糧自給率の向上に加え、人口減少、少子高齢社会に入った段階での土地利用のあり方を見直すべき時代に、右肩上がりの高度経済成長時代の考え方をそのまま当てはめる愚だけは避けなければならないと思います。

菰野町子ども会親善球技大会の開会式でご挨拶。この大会に向けて、ドッジボールの練習を重ねてきた子どもたちの健闘を祈りました。
男子は、優勝:田光A、準優勝:永井A、3位:諏訪、竹成A
女子は、優勝:永井A、準優勝:田口C、3位:池底、日丘A
でした。

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吉沢区の天神祭りに参列しました。暑い日でしたが、区民皆さんと無病息災と五穀豊穣を祈願致しました。

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