石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

名古屋外国語大学との包括的連携

26日(火)の11:00から 名古屋外国語大学 において、 名古屋外国語大学と菰野町との包括的連携に関する協定書の調印式 が行われ、出席しました。

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名古屋外国語大学菰野町は、これまでにも平成23年度には、名古屋外国語大学及び 名古屋学芸大学 の学生による地域資源発掘フィールドワーク事業、平成24年度には、前年度のフィールドワークをもとにした菰野町観光ポスター制作事業、平成25年度には、同じくポスター制作事業や菰野まこもナイト in 六本木における運営協力などの事業を展開し、菰野町地域資源の情報発信に取組んできました。

このようなこれまでの実践を踏まえて、この度、改めて組織として、正式に文書を取り交わし、大学の知的及び人的資源を活用して、観光や農業などの取組に加えて、多文化共生などの取組も視野に入れ、包括的な連携を図ることと致しました。

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この日は、学長の亀山郁夫 さんや 副学長の杉山寛行 さん、現代国際学部国際教養学科准教授の 横山陽二 さん、学校法人中西学園 の法人事務局長の恒川孝司さんなどの皆さんにご出席頂きました。亀山学長さんのご挨拶では、「観光資源の豊かな菰野町と密接な関係を構築して、有機的な連携を目指したい」と述べられるとともに、「本学に在籍する留学生にとって、有意義な機会となるようにしたい」と積極的な提言を頂きました。

通常、大学と行政機関との連携というと、大学の知的及び人的財産を自治体が活用するという一方通行の連携を想像しますが、当町としては、双方に意義のある取組をして参りたいと考えています。これを機に、新たな菰野町の魅力を発揮できるよう微力を尽くして参ります。

たくさん頂いた大学の資料の中に、「名外大マス研新聞(第8号)」が入っており、何の気なしにめくっていると、菰野町の記事がありました。こういう所でもお気遣い頂いていることに関係者、特に准教授の横山陽二さんには心から感謝申し上げます。

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さらに、学長の亀山郁夫さんから 『偏愛記 -ドストエフスキーをめぐる旅-』(2013)新潮文庫 を贈呈されました。

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帰途、車中で読み始めると、書き出しから物語に引き込まれて行きました。他の読み物を抱えているので、読了には至っていませんが、やはり興味を引いたのは、1984年8月のウリヤノフスクの出来事です。小生が大学院時代に学会発表を行うために中国の珠海という町に赴いた際、研究上の理由からビデオカメラを所持しており、税関での手荷物検査で見せしめのように別室に呼ばれ、一点一点の所持品を取り出され、その使用目的を説明させられ、1時間近く押し問答(問答といってもこっちは広東語は全くしゃべれませんので、片言の英語と日本語でのジェスチャーゲーム状態でしたが(笑))をしたことを思い出しました。

今週末に時間を見つけて読了したいと思います。

加えて、『グローバル時代の教養』 という名古屋外国語大学創立25周年記念シンポジウムの冊子も拝読しました。

小生は常々、政治は現実に即した決断と実践だと考えていますが、その決断と実践を支えるのが、一言でいうと教養(liberal arts)だと感じています。そういう観点から斜め読みを致しましたが、パネラーの皆さんのリベラルアーツを垣間見ることができ、面白かったです。

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