石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

低炭素な地域づくりと地域活性化

菰野町内でもコスモスが見頃となってきていますが、現在、役場1階ロビーでは松岡光一さんにお世話になり、コスモスが活けられています。

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低炭素な地域づくりに取り組む首長の会 の平成26年度第1回意見交換会に出席しました。この会は、文字通り、二酸化炭素排出量の低減や抑制のために、それぞれの地域の特性に応じた取り組みを行っている基礎自治体の首長の集まりで、北海道から沖縄県までの32市町村長が参画をしています。

今回の会議は、会長である相馬市の立谷清秀市長から挨拶があり、環境省の前事務次官である南川秀樹さんの当会顧問への就任の報告があり、引続き、環境省事務次官である鈴木正規さんから挨拶がありました。鈴木さんからは、9月23日にニューヨークで開催された気候サミットでの議論の方向性に関する簡単な報告があり、これからの環境と経済の両立に向けた取り組みを本格化させなければならないと述べられました。あわせて、本会が目指す趣旨に地域活性化の視点をどのように取り込めるかが、今後のポイントになると指摘され、環境省も積極的な取り組みに期待していると仰られました。その後、顧問に就任された南川さんからご挨拶があり、低炭素な地域づくりに取り組む活動への期待として、再生可能エネルギーの活用とエネルギーの徹底的な効率利用の必要性を再確認しながら、エネルギー事業を地域活性化に結び付けていく取り組みを加速化させる必要があると述べられました。

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その後、環境省から平成27年度予算に向けた概算要求の概要と基礎自治体の事業に関わる予算メニューなどの説明がありました。菰野町も平成26年度において、町内のすべての街路灯をLED化したり、大規模避難所となる公共施設に太陽光発電と蓄電池を設置する事業を推進していますが、これらは環境省補助金及び助成金を受けての事業となっています。特に、LED化の事業については、本会を通じた環境省や他の基礎自治体との意見交換を通じての事業化であり、ここでの議論によって、いち早く低炭素な地域づくりに取り組む機会となっています。

引続き、各基礎自治体からの事例報告や取組状況の説明があり、本町も木質バイオマスの熱源利用について発表をしました。他の基礎自治体の取り組みの中には、今後、当町でも事業化出来るものもありましたので、費用対効果や事業の持続可能性を検討した上で、実現に向けて取り組んでいきたいと思います。

大型で強い勢力の台風18号(ファンフォン)が南大東島周辺を北北西に進んでおり、明日から明後日にかけて日本列島に接近もしくは上陸の可能性が高まっています。大雨や暴風に対する備えを万全にして、非常食などの準備も確認して下さい。

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