石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

なごや朝大学2014年秋講座開講

21日(火)の7:30から なごや朝大学 の第4期秋講座がスタートしました。わが菰野町は、なごや朝大学自体がスタートした昨年の春に、記念すべき第1回の地域プロデューサークラスに講座を提供しましたが、今回は季節を変えて、秋に開講しました。台風19号の襲来により、前週の講義が中止となったため、今回は、事務局の林大策さんによる朝大学のオリエンテーションからスタートしました。

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小生は、菰野町の概略に始まり、前回の2013年春の講座で取組んだことを交えながら、菰野町地域資源などを紹介しつつ、この2014年秋講座の皆さんに期待することなどを申し上げました。ほとんどの受講生が職業を持つ(一部、大学生もいます)中で、朝の7:30~8:30という貴重な時間を費やして、また、5回の講義で27,000円という受講料を支払って、自己研鑽をする姿には感銘を受けます。そのような前向きな皆さんから菰野町地域活性化などについて、様々なご意見を頂けることは、大変ありがたいことです。およそ2ヶ月間ですが、11月には1泊2日のフィールドワークもありますので、良い交流が出来ることを楽しみにしています。

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先日、自衛隊三重地方協力本部 の本部長である木戸口和彦さんが、平成26年度版『防衛白書』 の説明に来庁されました。

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いつもは3部構成のものが、今回は4部構成となっており、防衛力の能力発揮のための基盤についての言及がなされています。日米ガイドラインの見直しや沖縄海兵隊のグアム移転などを含むアジア太平洋地域のリバランス政策の継続への記載もありますが、先日発生したカナダでの連邦議会の銃撃戦が関わっていると言われている最近の中東情勢の不安定化に伴い、今後の日米同盟のあり方は議論の対象となると思います。また、アクセス拒否(A2)及びエリア拒否(ADI)の強化を図る中国の動向にも注視しており、14兆円にも及ぶ年間軍事費や415回という緊急発進実施回数(前年の306回からさらに増加。ちなみにロシアは359回)など日本周辺海空域での安全確保の強化に関する説明もなされています。外交及び防衛は国の専権事項とは言えども、国民が日本を取り巻く安全保障環境を認識し、まずは、個別的自衛権の問題について冷静に議論しなければならないと思います。

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今回の防衛白書は、「刊行40年を迎えて」という特集が組まれており、第1回からの防衛白書の歴史が綴られています。興味深く感じたのは、20回以降の防衛白書は、表紙にその年の特徴が表れており、特に、平成21年度版のものは武田双雲氏の揮毫によるものであり、小生の記憶にも残っています。

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