石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

『6さいのおよめさん』

以前、株式会社デンソー 大安製作所 の視察の際に、所長の堀誠さんから本年7月に初版発行された『6さいのはなよめ』という1冊の絵本を頂きました。絵本の文を担当された鈴木中人さんが、堀所長さんと同期入社の元デンソーの社員で、長女の小児がん発病を機に、小児がんの支援活動などに取り組み、その後、早期退社をなされた方です。

堀所長さんと鈴木さんとの深い関係もあろうかと思いますが、一方で、鈴木さんが代表を務める NPO法人 いのちをバトンタッチする会 に、デンソーグループの役員及び有志社員で設立している デンソーはあとふる基金 が、この絵本を広めるために、平成25年度下期に助成をしたことから、今回、小生にもご紹介頂いたのだと考えております。

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この鈴木さんはこれまでも命の大切さを訴える授業や講演をなさってきており、この度、19年前にお亡くなりになった長女景子さんの闘病生活を絵本になさりました。闘病生活というネガティブな中に、ポジティブな部分を見つけ出し、それが紡いである作品でした。内容については、皆さん一人ひとりが手にとって感じて頂ければ幸いですが、小生は、自らの健康や恵まれた環境を鑑み、大いなる自省を促されたのと同時に、与えられた社会的使命に力を傾注しなければならないことを強く感じました。

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                      朝日新聞朝刊(平成26年9月25日付け)】

「痛い」とか、「疲れた」とか、「つらい」とか言う前に、自らに課せられた使命を強く意識することが出来ました。