石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

暴力団的コメディ映画(笑)

桑名市でロケの一部が行われたということで、北野武監督作品の「龍三と七人の子分たち」 を見ました。

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   【出展:「龍三と七人の子分たち」映画パンフレット表紙 (C)2015「龍三と七人の子分たち」制作委員会】

よくよく考えますと、アニメ以外の日本映画を見るために劇場まで足を運んだのは10数年ぶりになるのではないかと記憶を辿っていましたら、2005年のまだまだあぶない刑事以来になるのではないかとの結論に達しました(笑)

北野武作品では、第1作の「その男、凶暴につき」(1989)から第8作の「菊次郎の夏」(1999)まではすべて劇場にまで足を運んでいたものの、その後は全くチェックしていませんでしたので、15年ぶりの北野作品となりました。

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             【出展:「キッズ・リターン」映画パンフレット表紙 (C) OFFICE-KITANO】

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               【出展:「菊次郎の夏」映画パンフレット表紙 (C) OFFICE-KITANO】

ネタバレをするので、桑名市でのシーンについては話題に出来ないと考えていましたが、桑名市の4月の広報誌にある程度紹介されていました。藤竜也扮する龍三たちが引退したヤクザ者で組を立ち上げ、その組員がかつてのシマのお店に挨拶回りするシーンや、萬田久子扮する龍三に憧れていたキャバクラのママと龍三が(新宿二丁目のような(笑))歓楽街を歩くシーンが映画の中で使われていました。

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    【出展:「龍三と七人の子分たち」公式ホームページ (C)2015「龍三と七人の子分たち」制作委員会】

コアなビートたけしファンにとっては、「オールナイトニッポン」や「天才たけしの元気が出るテレビ」、「たけしのここだけの話」(あの当時、バラエティトーク番組に西部邁氏が出演したのは衝撃的でした)、最近では「情報7days ニュースキャスター」などでのネタが映画の各所に散りばめられていたのが、魅力の一つだと感じました。

エンドロールに日本語と英語の表記が並列になっていましたので、国際映画祭に出品することを意識しているのだと思いますが、コメディ映画としてこの作品が世界レベルでどう評価されるかが興味を持ちました。