ポスト式年遷宮

過日、小生が監事を務める 一般社団法人三重県森林協会 の理事会に出席。三重県森林協会は、森林の整備促進に関する知識や技術の普及啓発などを通じて、森林の公益的機能の向上と林業の振興を図るための活動を展開しています。

昨年度から、市町や県内森林組合の職員を対象とした森林・林業新任職員研修会などを開催して、人材育成にも寄与しています。また、「健全で災害に強い森林づくり」を目指して国や県への要望活動や森林に親しんで頂くための各種イベントも開催しています。昨年、リニューアルした 東海自然歩道ガイドマップ の販売なども行っています。この日は、平成２７年度の事業計画や収支予算などを審議しました。

小生が理事を務める 公益社団法人三重県観光連盟 の理事会に出席しました。
平成２６年の観光リクリエーション入込客数は 3,824万人 で、伊勢神宮の式年遷宮のあった平成２５年に比べて、225万人、6.3％の減少 となりました。地域別の入込客数で見ると、伊勢志摩地域の減少が顕著で214万人減（前年比17％減） となっています。ちなみに　北勢地域も60万人減（前年比３％減） となっています。ただ、熊野古道世界遺産登録１０周年ということで、東紀州地域は13万人増（前年比７％増）となり、地域での特色が表れた年であったと感じます。

また、平成２６年の外国人観光客も16万人の宿泊者があり（平成２５年は13万人）、インバウンドの事業展開も重要な局面を迎えていると感じました。今後は、菰野町としても、外国人観光客を迎えるための研修事業や台湾での誘客事業などを展開し、徐々に対応できる素地を形成して参りたいと存じます。

理事会の席上、リニューアルされた 三重の観光ガイドブック が配布されました。なかなかの仕上がりで、各理事からは、有料化も含めて保存用の観光紹介資料として活用を検討するよう意見が出されました。