9年目の「やきものたまご創生塾」
本事業は萬古焼の技術者を育成するもので、萬古陶磁器工業協同組合が主催し、本年度で9年目を迎えます。これまでの三重県や四日市市、菰野町に加え、本年度からは経済産業省中部経済産業局の支援も頂いています。平成19年度にスタートして以来、36名の修了生を輩出し、およそ20名がここで培った技術を活かして業界で働いています。本年度は3名がおよそ8ヶ月にわたって、ロクロ成形を中心として、デザイン、手びねり成形、たたら成形などの実習や萬古焼の歴史や原料、釉薬に関する座学、萬古焼メーカーでの実地研修などに取組みます。
三重県も知事の公約の中に、「県立工業高校への専攻科設置、林業大学校の創設、食関連などを中心に地域密着型の専門学科の設置など専門教育の充実を図るための検討」を行うこととなっており、確かに具体的に社会人を対象とした工業系の技術者を育成することにはなっていないものの、趣旨としては同様の事業でありますので、広域行政の最たるものとして、今後ともこのような取組を重視していくことを期待しています。
球技大会でしたので、「職場の仲間はもとより他の団体との交流や心身のリフレッシュを目的に怪我のないようにプレーして下さい!」的な挨拶を考えていたのですが、主催者や他の来賓の方は、安保法制成立阻止や給与カット阻止などかなり政治的な挨拶をしていました。もう少し政治家らしい挨拶をすればよかったかと感じています(笑)