今後楽しみな山岳競技
今から6年後の平成33年に開催予定の 三重とこわか国体 において、菰野町は山岳競技の会場となりますので、そのための視察でしたが、山岳競技といいましても、最近は山登りをする訳ではなく、人工壁を登る ボルダリング と リード という2種目が行われます。国体では平成20年(2008年)からこのフリークライミングの種目のみとなったことから、歴史としても浅いので、盛り上がりに欠けるのではないかと考えていましたが、見事に期待を裏切られていました。
どの選手も、細い身体にファッション性の高いユニフォームを身にまとい、会場は出場選手のお気に入りの音楽がかけられて、盛り上がりは相当なものでした。2020年の東京五輪でもスポーツクライミングが開催追加種目として、IOCに推薦されたということもあり、今後、さらに発展していく可能性を秘めています。この一連の流れが、菰野町にとって吉となるか凶になるか、もう少し情報収集をして状況を見極めていきます。
国土交通省中部地方整備局 北勢国道事務所 の所長である堀江勝樹さんが来庁されました。中部圏広域地方計画と中部ブロックにおける社会資本整備重点計画についての説明を受けました。中部圏広域地方計画については、モノづくりなどの産業、昇龍道などの観光、大規模災害に対する防災減災などの対策が盛り込まれていました。小生からは全体として全く異論はないものの、日常生活における居住空間の向上について加筆して欲しいと申し上げました。また、中部ブロックにおける社会資本整備重点計画については、中部国際空港から新名神高速自動車道への接続機能の強化(具体的には、知多半島道路から一度下道を走らないと新名神自動車道に接続出来ないことの不便を解消すること)や太平洋側から日本海側へと定時性が確保された移動が可能になるように、南北の道路ネットワークの向上を要請しました。