キンシャサの奇跡と伝説
3日(金)にモハメド・アリが亡くなりました。日本人にとってのアリと言えば、昭和51年に日本武道館で行われたアントニオ猪木との一戦が、最も記憶に残っているのではないでしょうか?小生らは、脹脛を蹴ることを「アリキック」と言ってふざけていたことを思い出します。
世界的に見てのアリは、なんと言っても、ジョージ・フォアマンからタイトルを奪った キンシャサの奇跡 だと思います。この世紀のイベントと関連して、その数日前にブラックミュージックの祭典が同じキンシャサで開催されていました。今では伝説となっている音楽祭ザイール '74と呼ばれています。
【出展:「ソウルパワー」HP】
一説には興行的には失敗したと言われています(実は、このザイール '74もキンシャサの奇跡のタイトル戦もドン・キング(小生らの世代では、マイク・タイソンのプロモーターとして、独特の髪型と一緒に記憶されていますし、お笑いコンビのとんねるずがネタにしてました)が絡んでいます)が、その記録映像が残っており、34年の歳月を経て、「ソウルパワー」 という映画として編集されました。
アリの人権活動は有名ですが、この映画でもその片鱗を見せています。