石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

台風16号の爪痕

過日、先週20日(火)に襲来した台風16号の大雨によるため池と林道の被害状況の現場を確認しました。

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まずは、ため池の被害現場に向かいました。想像していた以上に被害が大きく、来年の稲の作付けまでに復旧をしなければ、農作物の収穫に大きな影響を与えるので、迅速かつ的確に対応しなければならないと感じました。

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次に、林道の被害現場に赴きました。

治山施設の土砂堆積により、排水機能が阻害され、超過した水により、林道が崩落していました。規模的には大きくはありませんが、根本的に治山施設の機能復帰をしなければ、林道の復旧をしても対処療法に終始することと、今後の被害が拡大する可能性は否定出来ないので、三重県に対して早急に対応するよう求めていきます。

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ただ、ここ数年、この箇所の治山事業の要望していましたが、予算が厳しいことを理由に採択されませんでした。公共施設の維持管理や長寿命化というのは、言うは易いのですが、毎年毎年予算を確保して着実に事業を実施するのは、簡単なことではありません。この維持管理費(=ランニングコスト)を考慮せずに、単年度の予算や基金や債務などの財政のストックだけで財政を判断していると近い将来に財政運営が立ち行かなくなるのは必須です。予算の予見可能性と負担の平準化、受益者負担のバランスなどを見極めることが重要だと思います。

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林道でヒルに噛まれて、辛かった(笑)