石原まさたかの痛快!風雲日記(2.0)

使い方は追々考えます(笑)

人と人のつながりによる付加価値

過日、今回で6回目となる マコモタケ及びマコモ活用食品等伊勢神宮奉納 が実施され、マコモタケはもちろんのこと、マコモの葉の粉末、製麺、くず餅、のど飴、ケーキ、お菓子、納豆、アイスクリームなどおよそ20種類の製品が奉納されました。

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残念ながら、小生は伊勢神宮まで足を運ぶことが出来ませんでしたので、役場での出発式でご挨拶致しました。マコモの生産者や加工業者、販売業者などの総勢25名の皆さんが、参加され、本年の豊作に感謝するとともに、来年以降の恵みを祈念されました。

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マコモタケは、11月上旬までの1ヶ月が最も美味しい時期です。ぜひ皆さんも旬の味をご賞味下さい!

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過日、音羽野菜生産組合の収穫祭にお邪魔しました。およそ10年前に、地産地消の先駆的な取組として、かつて見事な牛蒡が収穫されていた音羽区の皆さんと 希望荘 が連携し、かやくご飯の生産と販売を開始しました。その後、音羽野菜生産組合と希望荘が協議を重ね、お米をはじめとして、ニンジン、たまねぎ、キャベツ、ナス、キュウリなどの野菜の作付け及び収穫時期を明確にして、年間計画を策定しました。中でも、大根については漬物に加工するなどして、さらに付加価値の高い商品つくりに取り組まれています。

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この日の収穫祭は、朝8:00からの餅つきに始まり、搗き上がった餅を伸餅にする体験も実施されました。夕方には、宿泊客や日帰り入浴のお客さんに無料で搗きたて餅の振る舞いがあり、多くの人に喜んで頂いていました。

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農産物を通じて、生産者と加工業者、販売業者や宿泊施設が顔見知りになり、それが新たな商品や活動に繋がるということが持続可能なまちづくりには不可欠のことと思います。その活動に重要なことは、人と人の信頼関係だと改めて痛感しました。この人の力が、来訪者に対するおもてなしの精神に結び付いて、魅力ある観光地が形成されます。今回のお餅の振る舞いも、日頃からのご愛顧への感謝であり、宿泊客や日帰り客だけでなく、たまたま希望荘を訪れている方にも振舞われていました。訪れて頂く観光客に再び足を運んで頂くための知恵が試されているのだと感じました。